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21年ぶりの山鹿サイクリングターミナル。帰ってから知ったのですが毎週月曜は休館日だそうで、ロードマップはもらえませんでした。
また、これも帰ってから知ったのですが、ここの駐車場は宿泊者用ということで、サイクリングコース利用者は利用不可とのこと。コース利用者はスタート位置付近の河川敷を利用するのが正しい作法らしいです。今日は休館日なので、結果としては問題なしでした。
9:53スタート。 |
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サイクリングターミナルがこんなにも高台に位置していたことも記憶にありませんでした。スタート直後からガンガン下りまして、コース起点までの800mで標高差30mほど下ります。帰りは疲労の絶頂でこの坂を上がらねばならぬのかと、心のどこかでおびえつつも考えないことにします。 |
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山鹿側の起点です。菊地川の支流である岩野川沿いですが、合流地点の直前なので、スタートから200mほどで菊地川沿いになります。
コース右側の道路を進んでから右側の河川敷に下りると駐車スペースがあるようです。ここを起点にすれば急坂のぼりをしなくて済みます。 |
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菊地川沿いを進みます。 |
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県道16号とR3とはアンダーパスで交差。 |
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R3をくぐると、石畳の道に。 |
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300mほどで石畳は終わり、コースは左へ。2kmほどで菊地川から離れます。 |
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ほぼ3km地点に最初の休憩場所である中村駐輪所。休憩所という名称ではないらしい。 |
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その後は住宅地の中を進んで行きます。 |
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県道301を渡ります。 |
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すると今度は畑の中。 |
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途中でいくつか見かけた距離表示板。走っているときは一体何を表しているのかわかりませんでしたが、旧鹿本鉄道の駅があった場所を示しているということが帰ってから判明しました。 |
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しばらくして(7km地点くらい?)再び菊地川を渡ります。
スタート直後のと合わせて二つ目の自転車専用橋です。5/15から26日まで点検調査のため全面通行止めとのこと。 |
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8km地点の分田駐輪場。ここはトイレもあります。 |
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ここからしばらく畑の中を一直線です。
高低差も風もなく、非常に快適に流せます。 |
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10km地点で熊本市へ突入。
このコースは生活圏内を通るため、たくさんの道と交差します。その度に一旦停止と車止めがあるわけですが、見通しがいい所が多いのでややスピードを落とす程度で通り抜けられることがほとんどです。また、車が通りがかることもありますが、数少ない例外を除いてほとんどのドライバーが止まって「どうぞお先に」と合図をしてくれます。地域ぐるみで取り組んでいるとしか思えない程でした。 |
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12.5km地点にある米塚駐輪場。今日の片道のちょうど中間地点なので、水分補給のために小休止。ここにもトイレがありますが、トイレのある駐輪場は全コースで先ほどの分田と合わせて二ヶ所のみ。熊本側は20km以上にわたってトイレはありません。
ここで、先に来ていたマウンテンバイクのおじさまに声をかけられました。植木にお住まいとのことで、散歩感覚で山鹿方面にも熊本方面にも走りに行かれているとのこと。
ここは旧鹿本鉄道の平島駅の跡地らしいですが、ホームの姿がきれいに残されています。 |
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その後は県道53号としばらく併走。 |
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21年前の数少ない記憶のひとつである、R3のアンダーパス。15km地点です。 |
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内部はこんな感じ。 |
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さらに進むにつれ風が出てきました。しかもきっちりと向かい風。 |
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ところどころにある厳重な車止め。私のようなゆっくりペースのミニベロならば大して気になりませんが、本格的なロードバイクの人には一旦停止と車止めの繰り返しはうんざりするそうで、ネット上でそういう意見が見られました。
あと、コース付近に駐車場がないというのも不人気である一因らしいです。 |
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九州道をくぐる少し手前に全線の中間地点があります。
写真の距離表示板ですが、基本的には1km毎ですが、10kmを過ぎたあたりから飛び飛びになります。 |
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中間地点付近。このあたりは人気のないエリアです。 |
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中間点の少し先にある山本橋駐輪場。ここも山本駅跡なので、ホームが残っています。
とてもきれいに整備されていますが、水場も自販機もないのは少々残念な感じがします。 |
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15〜20kmの部分は一番ひと気のないエリアです。マシントラブルなどに見舞われたくない部分です。
ほぼフラットに見えますが、ほんのわずかながらの上りが続いています。そのため、イメージより低いギアでの走行となってしまいます。 |
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竹藪が多いエリアでもありますが、手入れされていないようでもの凄い密度で植わっています。 |
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久々の住宅地です。(20km地点くらい) |
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植木滴水のファミマのあたりが最高点で、それを過ぎると一気に下りに入ります。まずは変速ループの下りが現れ、その後も植木駅へかけてずっと下りです。こんなに下って良いものかと凄く不安になります。 |
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植木駅手前まで下ってきたところにある大きな看板。この少し手前に24km地点があります。
鹿本鉄道跡のコースはここまで。 |
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写真の奥に植木駅。
21年前に走ったときの駅前で地図を眺めている写真が残っています。記憶にはありませんが、きっとそこから寂心さんのクスへ向かったんでしょう。 |
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線路沿いに階段の手前まできました。
ここで一旦自転車道から離れ、ジョイフル植木店で昼食にします。 |
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1km程度で行けるのはわかっていましたが、こんなエグい急坂の先とは知らなんだ。700mで35mも上ってます。 |
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やっと到着。スタートからちょうど2時間の11:53です。
入店時に一人であること、禁煙エリア希望の旨を伝えると
「大変申し訳ありませんが、現在相席でのご案内となっています」
と男性の店員さんに言われました。ファミレスで相席とか珍しいなぁと思いつつ案内されたのは無人の二人用テーブル。「相席では?」と確認すると「申し訳ございません、こちらでお願いします」。隣の席にお客さんがすでにいる場合「相席」と言うらしいのです。平成も30年近く経過すると言葉の意味も変わってくるもんだと感慨にふけりつつお食事&休憩。 |
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そして先ほどの階段に戻ってきました。
恐らくこのあたりで25km位でしょうから、もう少し先まで行って、寂心さんのクスを回って折り返すことにします。 |
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上りきったらすぐまた下りの階段です。
全コースで階段はR3のアンダーパスとここの二ヶ所らしいです。 |
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階段を下りて少し行くと線路の下をくぐって反対側へ。さらに少し進むと寂心クスへの道へ出ます。 |
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今回のゆうかファミリーロード走行は、山鹿起点から約26km地点まで。ここからは一般道で寂心さんの大楠を経由して植木駅に戻ります。
それにしても寂心クスってこんなにも急登の果てだったっけか?
ここも800mで40mも上ります。ジョイフルと寂心クスで相当のエネルギーを使ってしまいました。これがなければあと10km近く走れるんじゃないかと思えるほど。 |
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何とか到着しました。ジョイフルでそんなにゆっくりできなかったので、こちらで10分間休憩しました。 |
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寂心クスから植木駅までは最初フラットで後半が下り。思いの外近く、1km程度しかありません。 |
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植木駅のすぐ横に鎧田駐輪場。ここで再び自転車道に戻ります。
ここが最後の駐輪場で、あとは熊本までの約11kmはありません。駐輪場は駅舎跡地なので、当然と言えば当然です。 |
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植木駅からファミマまでの上りは確かに苦しくはありましたが、思ったほどでもありませんでした。急坂を上った直後ということもあったでしょうが、鉄道軌道跡の上りというのはやはりゆるやかだということでしょう。
ファミマを過ぎればわずかながらの下りなので、足は疲れがたまっているもののいいペースで走れます。 |
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R3のアンダーパスは横から回避することができます。 |
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その代わりに信号待ちはしないといけませんが。 |
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あと8kmくらいのところに唯一ある、中央緑地帯。 |
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なぜか帰りも向かい風になりました。
往路に休憩した、残り12.5kmの米塚駐輪場はまだ元気だったのでスルーし、残り8kmの分田で休憩しようと決めていたのです。
しかし、分田駐輪場にただならぬオーラを発するおっさん(テーブルと椅子があるのに、ビールとつまみを地面に置いてヤンキー座り)がいらっしゃったので泣く泣くスルー。 |
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そんなこんなで残り3kmの中村駐輪場でがっつり10分間の休憩。
あとわずかですが、ゴール後に標高差30mの急な上りが待ってますんで。 |
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とりあえずゴール。
次回があるなら車は絶対に河川敷に停めます。 |
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死ぬ思いでサイクルターミナルまで上がって来ました。14:45到着。 |
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往路はなぜかR3のアンダーパスのところでリセットされてしまいましたが、帰路は途切れずに記録されていました。
ジョイフルへの往復やターミナルから起点までの往復などを加算すると合計走行距離は56.1kmということになりました。最長記録更新です。
次回は植木駅に車を停めて残りのルート制覇を考えたんですが、片道11kmはいくら何でも物足りないでしょう。他に車を停めておけるようなところもなさそうだし、あと12kmなんとかならんかなぁ。今日の三ヶ所の急登は回避できるわけだし、まめに休憩しながら進めば苦しみながらも完走できそうな気がしてきました。
二週間後の全線走破編はこちらから |
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