プラグ&エアフィルターの交換 

2008.8.23

整備記録 ツーリングindex 禄太郎庵top
 今年の夏場、通勤用リードはいつになく不調でした。最高気温が35℃をこえるような日は特にです。具体的には出足が悪く、アクセルを開いてから回転が上がるまで2〜3秒もたつくんです。朝、スタートから2〜3km地点まではまぁまぁなのですが、次第に調子が悪くなっていくため、原因は「熱だれ」ってやつだと思うのですが、少しはマシにならないか、と何かしたくなりました。

 先日オドメーターが3万kmを超えたリードですが、基本的な消耗部品のひとつであるプラグとエアフィルターをこれまで一度も交換したことがありません。これらを交換したからと言って、前述の症状が改善する保証は何もありませんが、交換時期はとっくの昔に過ぎているのは明らかなため、この度交換してみることにしました。
プラグの交換
 リードの場合、メットインの部分の窓を開くとプラグの部分がすぐに見えます。プラグ交換のための作業用のために設けられた窓なのかもしれませんが、こんな小さく狭いスペースでの作業なんぞ、うまくいきそうにもないため、メットインのトランク部分を取り外すことにしました。

 何しろ人生初のプラグ交換作業ですから、慎重に。
 なかなか狭い場所に嫌な角度で付いているようです。
 プラグコードを外すのも、もちろん人生初でしたが、苦戦することなく外すことが出来ました。

 問題はプラグレンチを差し込むスペースがあるかどうかです。
 写真上側の部分はゴムシートのカーテンのようなものだったので、こんな感じで取り付けることが出来ました。

 ただ、プラグレンチに付属している金属の棒では固くて全く回らないため、長めのドライバーを差し込んで回しました。
 新旧プラグの比較。こんな状態でもちゃんと走るんですからたいしたもんです。確かバイクの場合は5000kmとか10000kmとかでの交換が一般的な目安ではなかったでしょうか。下手をするとリードにとって、今回が最初で最後のプラグ交換となるかもしれません。

 プラグ&プラグレンチで約600円也。
エア・フィルターの交換
 今時のスクーターは整備性のことまで考えてあり、エアフィルターボックスが直接見えるデザインになっていますが、古いリードはひと手間(タンデムステップまで外さなければならない)加えて、カバーを外さなければなりません。
 フタを開けてみると、意外にもきれいな状態でした。もっとボロボロになっていると思ったんですが。こんな状態なら、今回新品に交換しても、そこまで大きな影響を感じることはできないような気がします。ちょっと残念、というか拍子抜け。
 原型を留めた状態で取り外すことができました。スポンジにも十分にコシが残っています。
 こちらが新品。何のことはない分厚いスポンジシートに見えます。実際その通りかもしれません。税込み840円也。

 作業時間はプラグ交換込みで30分程度でした。
走ってみての感想
 劇的、と言えるほどではありませんでしたが、かなりの変化を感じ取ることが出来ました。

 出足のもたつきは交換後も残ってはいますが、気温が下がってきたこともあるようで「まぁいいや」と思える程度になりました。一番の変化は「加速」です。40km/hを超えるあたりからぐいぐいと来る加速が復活しましたし、スピードが上がらなかった長い坂道でも加速するようになりました。費用対効果は相当高いと言えます。ただ、これは無交換で3万km走ったからこそ感じ取れる変化なのかもしれません。


 《後日追記》
 交換後、好調さを取り戻したと思われたリードですが、2週間も経つとほぼ元通りの状態になってしまいました。結局不調の主な原因はわからずじまいです。
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