勝手にREVIEWS 〜2003年(その2)

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LOVE ME DO / オムニバス  
 日本のミュージシャンがビートルズの曲をカバーしたオムニバス盤。主な参加者は、高中正義・ユーミン・高橋幸宏・アースシェイカー・忌野清志郎・仲井戸麗市・日野皓正・加藤和彦・・・。「おいおい」っていうのもあるけど、なかなか楽しめます。アースシェイカーのオブラディ・オブラダが一押し。
古今東西 / 森高千里  
 なぜか21世紀になってから、森高のCDを買い集めるようになってしまいました。先日も6枚も買ってしまいました(1枚200円)。これでアルバムはほぼ制覇ってとこです。仕事中に聞くのに楽しいから結構好きです(音楽として鑑賞する、というのとはちょっと違う感覚で)。どのアルバムも似たような感じですが、妙なタイトル&ジャケ、あと2曲目の「鬼たいじ」にウケたので、選出。あと、アルバム"STEP BY STEP"で、ビートルズをカバー(しかもなんでこの曲!?って曲を)しているのも見逃せません。
THE BRILLIANT GREEN / THE BRILLIANT GREEN  
 いわゆる「ブリグリ」ですね。「ぐりとぐら」を「ぐりぐら」と言うのよりもたくさん短縮してますね。それはそうと、なぁんとなく雰囲気が好きで聴いています。そんなにしょっちゅうは聴きませんけど。ジャンルはJ-POPでしょうが、ちゃんとロックしてると思います。この1stは最初に聴いたとき、ちょっと期待外れであんまり聴いてませんが、2ndの方は1曲目の予想外のカッチョ良さに感激しました。
ASIAN DREAMER / CASIOPEA  
 家に残っていたカセット・テープの中に"JIVE JIVE"があり、久しぶりに聴いたらすっごいかっこよく感じました。当時はSQUAREの方が好きだったんですが。で、店でこの2枚組の知らないアルバムを見つけました。知っている曲が結構あったので、ベスト盤と思って買いましたが、何かちょっと違う。ネットで調べてもベスト盤に分類されていなかったので、ファン・サイトの掲示板に質問したら、新規に録音したものだとか。録音が新しい分と、昔ほど電気系の音でないのがよかったです。その後もアルバムを買ったり、ライブのDVDを買ったりしてしまいました。
DEEP RIVER / 宇多田ヒカル  
 気まぐれで買ってみたんですが、意外にいい内容でした。バカ売れした1stの良さが理解できなかった私ですが、こちらの方ならまぁ聴けますな。やっぱり打ち込みだと単調になりますから(プログラマーによるけど)、バックは人間の方がいいです。
WEIGHT OF THE WORLD / HAREM SCAREM  
 RUBBERと改名してパワーポップ路線になっていた彼らが名前を戻しての作品。こりゃあ気合い入ってるはず!と即買いました。確かに音はHAREM SCAREMの音なんですがガツンと来る曲はありません。それでも平均レベル以上の色んなタイプの曲が収録されていて退屈することはないし、時々聴きたくなるいいアルバムだと思うのです。
GO TO THE TOP / hitomi 
 高橋尚子のコメントでその存在を知りました。ちょうど"LOVE 2000"が流行っていた頃でしょうか。で、1枚買ってみたのですが、その歌の下手さに驚きました。声質がいいわけでもないし、一体何がいいのでしょうか?。21世紀の価値観についていけない頑固爺になりつつある自分を感じました。曲自体は聴きやすかったので、迷いつつも★2つにしました。
LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA / LOVE PSYCHEDELICO  
 ラジオや店で1曲聴くと「おぉ!」と思うのですが、アルバム1枚聴くとちょっと気だるい感じがしなくもありません。ただ、こんなにもかっこよく気だるいロックを演っているのが好きです。1stもかっこよかったです。日本人離れした感じがします。
 近々3rdが出るようです。
SPRINGMAN / ユニコーン  
 ユニコーンは1曲聴くといいんですが、アルバムでは捨て曲が多すぎて、どうも好きになれませんでした。奥田民夫のソロは好きですが。でも、このアルバムは丸々いい感じで聴くことができました。最後のスタジオ盤なんでしょうか?。
LIKE A TEEN SPIRIT / TWINZER  
 ハードロックの名曲をアコースティックヴァージョンにてカバーしたミニアルバム。松本孝弘の"ROCK'N ROLL STANDERD CLUB"でのヴォーカル(生沢佑一)で興味を持ち、アルバムを数枚買いましたが、「ふーん」ってなとこでした。このアルバムはカバーアルバムってことで、なかなかいいです。生沢くんはいい声してます。歌も上手いですが、私にはまだ未完成って感じがします。今後に期待。
DOUBLE DEALER / DOUBLE DEALER  
 CONCERTO MOONの島紀史とSABER TIGERの下山武徳のプロジェクト。島くんはギターが上手いし、下山くんのVoはかっちょええし、期待大にて試聴してから買おうなどとはつゆほども考えませんでした。するってぇと、単なるメタルでした。演奏はいいんでしょうが、なにぶん曲のクオリティがねぇ・・・。でも、結構評価の高いアルバムですから、単に私の好みには合わなかっただけなんでしょう。
TRAVELLER / トータス松本  
 ウルフルズのVo、トータス氏のソロアルバムは昔のソウル、R&Bの名曲のカバー集。ちょっと専門外なので、知らない曲が多かったのですが、この人本気出したら、相当歌が上手いです。予想以上にいいアルバムです。でも、いっつもこんなアルバムばかりだったら、ちょっと飽きるかも。やっぱりウルフルズあってのトータスです。
THE BASSIC COLLECTION / STANLEY CLARKE  
目指すスタイルとはずいぶん違いますがベーシストとしては避けて通れないアルバムと思って聴いてみました。素晴らしいミュージシャンであることは確かです。選曲もいいようで、インストが多い割には退屈せずに聴けます。ジェフ・ベック参加も4曲あり、ロック寄りの曲が多めです。
《2021.4.2追記》当時の自分のレビューを読み、インスト慣れした今聴けば印象も違うだろうと聴いてみましたが、ベスト盤とは思えない退屈さでした。'80年前後の同じリフの繰り返しが延々続くタイプの曲がほとんどで、演奏自体は素晴らしいんでしょうが音楽を楽しむタイプではないと感じました。
THE BEST OF SANTANA / SANTANA  
 サンタナも1曲聴くとかっちょいいんです。まぁベスト盤なら、と思って買いましたが、あんまり聴きませんでした。好みとはちょっと外れたところの音なんでしょう。
 TRIBE OF GYPSYSというサンタナそっくりのちょっとハードロックバンドがある(あった?)んですが、ちょっと気になります。1曲しか聴いたことないけど。今検索してもほとんど出てきません。AmazonでCDが1枚あっただけでした。
NATURAL / 綾戸智絵  
 テレビやラジオで1曲聴くと、「うーん、JAZZだー」って、いい感じなのですが、アルバム1枚聴くと、余りにもあくの強いあの歌い方は少々うんざりします。きっと、CDで聴くより、ライブの方がいいのでしょう。で、CDはほとんど聴いていません。
LIVE IN JAPAN / LANA LANE  
 メタル界では評価の高いLANA LANE。あんまり興味はなかったのですが、中古でこれを見つけました。ライブなら、それなりのBEST選曲だろうと思い、買ってはみたものの、あまりの気だるさについていけませんでした。きっと芸術性が高い世界なのでしょうが、イケイケ系ロックが好きな私にはその良さがわかりませんでした。
ROLL WITH IT / STEVE WINWOOD  
 ★2つですが、結構好きなんです、この人。やっぱりSPENCER DAVIS GROUP時代が一番好きです。聴いてみたら、知っている曲が結構あると思います。カバーされている曲は多いようです。TRAFFIC時代は、偉大なバンドなんでしょうが、よく良さがわかりません。ソロ作品は2枚持っていましたが、大人のロックって感じでなかなか良かったです。
THE OBVIOUS LIST,THE LESS OBVIOUS LIST / TODD RUNDGREN  
 ポップの王様的存在のトッド・ラングレン。以前より気になっていました。しかし、偉大なるミュージシャンなのに、なぜか誰でも知ってるような代表曲ってものがない。この点がもっと気になっていました。似たような例では、以前フランク・ザッパでがっかりしたことがありましたんで。で、これはベスト盤らしいので、購入したんですが・・・。選曲に問題ありだったのでしょうか?。ま、とにかく気が済みました。
GAIA / OLIVIA NEWTON-JOHN  
 見たことのないジャケットを中古屋で発見。「へぇーまだ歌ってるんだ」と、かつて福岡公演を見た私は買わないわけにはいきません。「なるほど。こういう感じなんだ」と納得いたしました。近頃、E.L.O.との合作アルバム"ザナドゥ"をやけに聴きたい私でありました。
THE COLLECTION OF EARTHSHAKER / EARTHSHAKER  
 いわゆるジャパメタではBOW WOWをよく、LOUDNESSを少々聴いていたくらいで、他はほとんど聴いていませんでした。EARTHSHAKERは聴いておかないと、とずっと思ってはいました。で、このアルバムはベスト盤らしいので、買ってみたのですが・・・。あんまりピンときませんでした。選曲に問題ありなんでしょうか。それとも単に好みとは違う音ってだけなのか・・・。
COLLECTOR'S EDITION / JACK BRUCE  
 ジャック・ブルースは間違いなくかっこいいミュージシャンです。結局のところ買ったCDが悪かったのでしょう。「コレクター’S」ってあたり、レアな音源ばかりを集めたものだったかもしれませんし。買ってきて数日後にはY!オークションに出品しました。落札者の方は喜んでいましたので、CDもきっと幸せでしょう。
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