マフラー交換(BEAMS SS400ソニック) 〜 FAZE 

2015.3.29

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 4年前にFAZEを購入した時点で、結構真剣にマフラーの交換を考えました。ノーマルマフラーの見た目が好きになれなかったからです。ネットであれこれ情報収集をした結果、見た目・価格・音などで検討し、BEAMSのSS400ソニックというマフラーが第一候補になりました。
ただ、FAZEが思いの外よく走るバイクだったため、マフラーを交換して走行にマイナス面が出る可能性があること、またSS400ソニックがスリップオンではなくエキパイから交換しなければならないタイプだったことで交換を見送ったのでありました。


それから4年。ふと気まぐれにヤフオクでFAZEの関連パーツを検索してみると、モリワキのスリップオンが格安で出ています。今さらマフラー交換っていうのも・・・という気持ちもありつつ、それこそ最近購入から5年も経ったミラのオーディオを「今さら」交換してみて、思いの外新鮮な感覚だったこともあり前向きに検討。しかし、モリワキのはスリップオンというのはいいんですが、見た目はあんまり好きではないのと、決定的なNGポイントが音。
改めてあれこれ調べてみてもやっぱりベスト候補はBEAMSのSS400ソニックです。ユーザーレビューでも高評価が多いのがさらに後押しとなり、ミラに続いて「今さら」交換を決定
BEAMS SS400ソニックです。

購入したのはステンレスタイプですが、他にカーボンとチタンのタイプもあります。従業員が10人という大阪の有限会社が作っている純国産ながら、高品質低価格なのです。ちなみに今回購入したマフラーはフルエキタイプながら2万5千円ちょっとという、破格値なのです。サイレンサー部分もエキパイもとても質感の高さを感じます。以前トランザルプやマジェスティで付けていたスーパートラップとはまるで違う印象です。また、サイレンサー部分は意外に重さがあります。

取付説明書はこちらでDLできます。
交換作業開始。

まずはエキパイのヒートカバーを外します。ネジは2ヶ所。

ヒートカバーは樹脂製でした。
ヒートカバー外れたの図。
次はマフラー。ボルト3本を外します。それと、エキパイとの接続部にあるバンドのボルトも緩めます。
マフラー外れたの図。
エキパイの付け根はこんな所。仰向けに寝転んで作業しました。

後でわかったのですが、意外にも反対側から作業した方がやりやすいように感じました。
外すだけでも大変だったエキパイ。取付はそりゃもう大変でした。

付属品の中に入っていたホンダ純正のガスケットを挟んでエキパイを必死で取り付けました。
エキパイ付きました、の図。
サイレンサー取付バンドのクッションゴムは写真の通り両サイドがコの字状になっています。
それをバンドにかませていきます。

この時、「走行中、このゴム溶けないんだろうか?」って思ったんですが、とにかく説明書通りに作業を進めます。
後でわかったんですが、サイレンサー本体部分は走行中でも大して熱くならないんです。
エンブレムは両面テープでの後付け式。
エキパイとサイレンサーの接続部はガスケットもなく差し込むのみ。各ボルトの本留めを終えたら写真のフックにスプリングを掛けます。

最大の難関と思われたスプリング掛けですが、大きめのS字フックを使ってちょっと気合いを入れたら、意外にもあっさりとできました。

終わってみての最大の難関はエキパイの取り外し&取付でした。
AFTER

ちなみに重量は5.2kgです。
BEFORE

ノーマルは6.9kgでした。大した軽量化にはなりません。
 AFTER BEFORE
今さらながらのマフラー交換完了です。作業時間は1時間とちょっとでした。見た目がすっきりしたというか、バイクらしくなったというか、とにかくいい感じです。

これにてバイク1台化計画から新規購入の目は消え、FAZEを残してDINKバイバイが決定的となりました。


エンジンをかけてみましたが、排気漏れもなくちゃんと出来上がったようです。音は評判通りの「ほぼノーマル」でした。付属のバッフルに交換してみたい気もしますが、きっちり接着されているので外すのが面倒です。
ノーマルマフラーとの音の比較のため動画を撮ってみました。音量はほぼ同じで、低音成分が少し強まった感じでしょうかね。
走ってみての感想 (しばらくしてから追記します)
アイドリング程度ではほとんどノーマルとの差を感じませんでしたが、実際に走ってみるとこれまで感じられなかった「音」が感じられるようになりました。特にアクセルを強く開けた発進時や加速時に、これまで「プルプルプル」という感じだったのが「パタパタパタ」という感じの耳につきやすい音になりました。音量も気持ち大きくなったようにも感じますが、耳につきやすい音質だからそう聞こえるだけかもしれません。変わってすぐなので、その差がわかりやすいというだけで、きっとあっという間に慣れてしまうんだろうなぁとは思いますが。

気のせいかもしれませんが、低回転域でのトルクがほんのわずか落ちているように感じることがあります。走りに関しては、ノーマルマフラーより良くなることはない、と確信しているので、もしトルクが下がっているとしても気のせい程度なら立派なものです。

100kmほど走っての休憩中にマフラーを覗き込むと、エキパイはいい色に焼け始めていましたが、サイレンサー部分は変化無し。軽く手をかざしてみましたが、サイレンサー本体は大して熱くならないようです。だから、ゴムクッションを付けたバンドでの固定が可能だったわけです。
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