出雲・境港・大山へ 1日目その4

2006.5.1

宍道湖を経て松江へ
戻る 進む ツーリングindex 禄太郎庵top
 経島を眺めるための展望台があり(ちょっとした階段でしたが,太股ハリハリには辛かった),そこからの眺めです。こんなサイズの写真ではよくわからないので,光学7倍,デジタル2倍,手ぶれ補正の威力をフルに発揮!。
 こんな具合に完全に占拠しています。12月頃ここに来て,4〜5月に産卵,そして7月頃には北に飛び立っていくそうです。
 岬から灯台まではこんなノスタルジックなお土産店があります。21世紀に見られるとは思わなかった。子供の頃行っていた三浦半島の油壺あたりを思い出しました。
 今時貝殻とか,貝殻で作られた飾り物とか売れるんでしょうか?。一体どこで生産されているの?って思うようなもので溢れていました。ある意味パラダイスです。

 ちょっと気になる品が目に留まり,買っちゃいました。
 草履造り人として,見たこともない素材で編まれたこの草履を見逃すわけにはいきません。店のおばちゃんに素材を尋ねましたが,「なんですかねー,何かの茎みたいですがねー」って知りませんでした。太い素材なので1本で編んであります。左端は切り口のアップ。かかとの部分の編み方が独特ですが,編み方はわかりません。切り口からわかるように,中身がスカスカな素材のため,驚くほどの軽さです。耐久性には乏しいと思われます。

 値段は何とびっくり200円なり!。
 せっかくここまで来たので,帰りにある日御碕神社にも寄ってみました。鮮やかな朱色がきれいな本殿でしたが,出雲大社を見たあとなので,どうしても感動が薄れてしまいます。立地条件が不利すぎます。これだけのものが単独であれば,そこそこ名所になれると思うんですが。

 日御碕神社を後にし,再び出雲大社方面へ戻ります。時間は夕方の4時くらいです。
 出雲大社に戻る手前に出雲の阿国の墓があったので,立ち寄ってみました。お墓が,というわけではありませんが,こういうマイナーなところは見逃せません。

 出雲の阿国,といえば歌舞伎の創始者と言われている人ですが,最近はエンタの神様でシンセを弾きながら「そしたら鉄生,何て言ったと思う?」とか言っているお笑い芸人もおりますなー。いとうあさこのパクりと言えなくはないですが,結構彼女のネタは嫌いではないんです。いとうあさこも結構好きです。

 階段を上がると,フツーの墓地が広がっていて,「えっ?どこに?」と一瞬戸惑いますが,案内板があるので,すぐにわかりました。
 案外小さなお墓でしたが,独特の形をしています。歴史に残る偉業をなした先人に敬意を払いつつ,手を合わせて参りました。
 出雲大社の先からR431を松江に向かいます。雲が厚くなってきたと思ったら,山のかなり下の方まで雲に覆われてきました。いつ雨が降り出してもおかしくないような状況です。

 この時期にバイクに乗っている人は全てツーリングライダーと決めつけ,すれ違うライダーにピースサインを出しまくったのですが,この日は応答率の高いのなんのって。阿蘇のミルクロード並でした。三瓶山周辺・出雲周辺・そして松江に向かうこのルートでもそうでした。普通に市街地であってもライダー同士が合図を交わすなんて,なかなか珍しいことだと思いますが,どうでしょう。ちなみにここに来るまでの高速でも応答率はかなりのものでした。
 宍道湖をじっくり見ておこうと,途中にある道の駅秋鹿なぎさ公園へ立ち寄りました(地図)。左奥にいるのは三河ナンバーのシェルパ氏。彼も明日以降の予定は特にはないまま旅をしているそうです。大型連休中は旅の強者とたくさん出会います。
 想像していたよりもはるかに大きな湖でした。天気が良ければ向こう岸がはっきりと見えたんでしょうが,何しろこの天気,残念。
 下調べをしていたメモをたよりに数軒電話をし,今夜の宿を決めました。駅前でコンビニが近く,部屋に冷蔵庫あり,発泡酒の自販機まで部屋から10歩,ウォシュレットありと,素泊まり4000円としては最上級の宿でした。

 宿への到着は17時40分。本日の走行距離は535キロでした。

 夜,博多の人さんの隠れ家で開催中の宴会(ダブリン市民さん,九州ツーリング歓迎会?)へ電話にて参加しました。今回は日程が合わず,入れ違い状態となってしまった次第です。
戻る 進む ツーリングindex 禄太郎庵top
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送