出雲・境港・大山へ 1日目その3

2006.5.1

日御碕灯台へ
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 出雲大社に参拝を終えた途端に空腹感に襲われましたが,すでに14時過ぎ。何でも良いから早いとこ軽く食べておきたいと思ったら,正面鳥居のすぐ前に昭和のムード漂う食堂があるではありませんか。名前の直球勝負にも好感が持てます。
 中は期待以上の雰囲気です。あっさりとしたもの,ということで「割り子そば」を注文。
 出雲蕎麦というくらいですから,なんて大きな期待はしていませんでしたので,普通に頂きました。
 さて,そろそろ出雲大社を後にしようかとバイクのところに戻ると,隣は湘南ナンバーのシャドウ400になっていました。天橋立,鳥取砂丘を経てここまで来たそうです。実にかっこいい青年でした。ルックスもそうなんですが,話している途中で何度か「すみません,シャッター押してもらえます?」って他の観光客から声をかけられるんですが,その対応がかっこいいんです。普通何て応えます?。「いいですよ」とか「はい,わかりました」じゃないですか?。彼は振り向きざまに「もちろんですよ」って応えるんです。キザじゃなく,自然にね。さすがは湘南ボーイ

 湘南ボーイは参拝の後,岡山の近くまで走り,明日は四国へ渡る予定だそうです。
 湘南ボーイと話している時,もう一人旅の青年がいました。彼はバイク乗りではありませんが,今日思い立って羽田に行き,どこに行こうか考えているときに思いついたという出雲へ来たそうです(以下ひらめき旅人)。小さなリュックをひとつ背負って,先の予定のない旅をしばらくするようです。とりあえず今日は松江に泊まるつもりにしているそうですが,その後気になっている鳥取砂丘と天橋立のことを熱心に湘南ボーイに聞いていました。3人ともこの時点で今夜の宿が未定という状況でした。

 20分近く3人で話し,ここでお別れとなりました。湘南ボーイは参拝へ,ひらめき旅人は一畑電車へ,私はさらに奥の日御碕灯台へと向かいました。日御碕までは,いかにも岬に向かっているという感じの道を15分ほどで到着しました(地図)。
 広島ナンバーのかっちょいいダカールがあったので,横に停めて,勝手に2ショット写真を撮ってみました。
 灯台までは徒歩で3分程度。

 石積み造りの灯台としては日本一の高さだそうです(明治36年設置)。見学料150円を支払い,靴を脱いで中に入ります。

 石積み造りで3番目の高さの角島灯台のレポートはこちら
 こんならせん階段をひたすら上っていきます。離合困難なので,基本的には「下りる人優先」です。かなり足に厳しいものを感じつつ,最上部が近付いてきました。
 最後は階段というより,ハシゴに近いですな。これを上りきったところが最上部。合計163段ありました。
 最上部から外のベランダ状の部分へ出られます。こんな眺めです。
 こちらは反対側。
 海と反対側を見ると,さきほどバイクを停めたところが見えました。
 帰りは相当怖いです。手作りの階段なので,一段ずつ微妙に幅が違うため,より慎重に下りねばなりません。

 下りている途中では全く感じませんでしたが,下で靴を履いて,外に出る階段数段を下りる時,太股がハリハリになっていることに気付きました。ちょっと刺激が加わったらつりそうなくらい危険な状態です。しばらくその場でもんだり伸ばしたりしてました。それにしてもヤワな足になったものよ。ツーリング始める前までは北部九州の主な山は大体登っているくらいの登山野郎だったのがウソのようです。
 外に出てから,ヤバい足を引きづって海岸沿いの遊歩道を歩くことにしました。このすぐ先に,ウミネコの繁殖地である経島(ふみしま)という小さな島があり,このあたりはウミネコの鳴き声が響き渡っています。
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