基幹林道と広域農道をつないで阿蘇を走る その2

2007.8.18

その1 ツーリングindex 禄太郎庵top
 今日はETCの動作テストがメインです。帰りも通勤割引の利用を目指していきます。波野から高千穂方面へ伸びる基幹林道(基幹林道阿蘇東部線)を走り、高森にもどり、益城熊本空港ICから帰路につくという構想です。17時過ぎに太宰府ICを通過するためには益城熊本空港ICに入るのは16時くらい。そうなると高森を出るのは15時くらいでしょう。

 道の駅波野を後にしたのは12:40。ゆっくり寄り道でもしながら高森方面へ向かいます。
 新しく出来た基幹林道は快適な上に景色も良くて最高です。
 すぐに阿蘇望橋が現れます。3回目なので余り感動はありませんが・・・。以前はここに来るためにわかりにくい県道をつないで苦労しながらたどり着いたものです。
 橋よりも、橋から見える景色の方が好きだったりします。別に何てこと無い風景なんですが。
 途中の道ばたに杉か檜と思われる巨木がありました。切り落とした幹の先が保護してあったり、ステーが張られたりしていましたが、特に案内板もない名もない巨木でした。これだけの迫力ですから、それなりに名付けてしっかりと保護してもらいたいものです。


2010年 追記
 この時点では考えられなかったことですが、この木はその後かなり大規模なツリーハウスになっていくのであります。(ポインタを当てるとツリーハウスになります)
 道が綺麗なのは前半だけで後半はやや古い感じの舗装となりますが、走行する快適さはそんなに変わりません。波野から高千穂方面へ抜けるルートということで、時々大型車が通りますが、おおむね交通量は少なくスムーズに流せます。

 終点のR325との合流点まで約30分でした。
 二重の峠から高森までのルートです。
 思ったより相当早くR325に出てしまいました。しかし、高千穂方面は先日行ったばかりですし、日之影まで足を伸ばす目的もありません。とりあえずR265を高森の中心部へ向かいつつ、考えることにしました。

 高森に着いてから、阿蘇山上方面へは何となく足が向かず、そのまま箱石峠方面へ走ってしまいました。暑いので、涼しいところを目指したいと考えつつ、思い浮かんだのは久々の牧ノ戸峠です。しかし、このまま向かうのも芸がないので、どこか立ち寄るところは・・・前々から「いつかは」と思っていたマイナリスト物件を思い出しました。地図を見ると牧ノ戸へのルートからわずかに外れたところなので、早速向かうことにします。
 すんごい直線道路です。ひたすらまっすぐが3kmも続きました。
 目的地は阿蘇市一宮町手野にある国造神社です。以前マイナリストのツーレポで紹介されていたところです。
 拝殿です。小さいながら風格があります。
 本殿の屋根の感じも只者ではない雰囲気です。
 見たかったのはこれ。手野の大杉です。すでに枯死したものを保存してあります。モニター上では何度も見ていましたが、実物の大きさは実物を見ないことには実感出来ません。

 在りし日の手野の大杉の姿がこちらこちらのサイトで見ることができます。
 国造神社を後にし、やまなみハイウェイを北上します。瀬の本方面には怪しい雲が出始めています。場合によってはルート変更をしながら雨を避けなくてはならないかもしれません。

 そんなことを考えつつも、ふと思い立ったことがあり、ルートを右折し脇道へ入ります。
 YANO氏のブログで度々紹介されている山水亭です。今日は食事に立ち寄ったわけではないのですが、どんなところなのか非常に気になっていたので、下見がてらの場所探しです。

 オムライスが看板メニューのようですが、次に食事に立ち寄る時は、やはりYANO氏がいつも食しておられるあんかけチャーハンでしょう。またこれでツーリングの目的ができました。
 2001年以来となる池山水源ですが、素通りし瀬の本へ向かいます。

 途中で道ばたの牧場に牛くんがいました。至近距離で牛がいるとなぜかバイクを停めてしまいます。
 瀬の本へ向かう道はなんとものどかであります。怪しい雲は相変わらずですが、今すぐ雨を降らす感じではないので、予定通り牧ノ戸峠へ。
 牧ノ戸峠で小休止をしましたが、思ったほどの涼しさでもなかったため、長者原まで下ってそこでまた今後のルートを考えることにしました。牧ノ戸峠から長者原までの下りが、この日唯一「涼しくて気持ちE」と感じることが出来た区間でした。

 長者原で考えたのは
 @ このままやまなみハイウェイを水分峠まで走り、九重ICから高速へ
 A 四季彩ロード経由で玖珠ICから高速へ
の二案です。@は2000年以来、Aは2001年以来と久々です。わかりやすい@を、と思ったのですが、前回四季彩ロードを通ろうとしたときの苦い記憶が蘇り、リベンジするべくAを選びました。

 2001年の9月に耶馬溪MCクラブのツーリングイベントに参加し、今回同様長者原で休憩をしていたときのことです。これからどういうルートで帰ろうか、という話になり四季彩ロード経由と決まりました。ただ、きっちり先導できそうな人がいなかったため、自信はなかったものの3ヶ月前に通っていた私が先導をすることになりました。ただ、前回とは逆方向だったこともあり、入り口を間違え、結局走りにくい九酔峡ルートへと一行を導いてしまったのです。

 リベンジのため、地図をじっくりと見まして慎重に入口へ向かう県道へのスイッチしましたが・・・結局途中でわからなくなり引き返しました。県道680号に入ったので、県道40号に出るまで進まなければならなかったようです。元の県道621号に戻り、その先から県道40号にスイッチし、今度は無事に四季彩ロードに入ることができました。
 夢大吊り橋の大人気のため、四季彩ロードも以前ほど快適には流せなくなったという話はネット上でちらほら目にしていましたが、早速実体験することができました。四季彩ロードで40km/h以下での走行とは!。バスの後ろにさらに10台くらいの車が連なっていましたので、この位置に来るまででもずいぶん時間がかかりました。

 この後、隙を見て一気に先頭に出ることができました。
 あ〜、すっきりしたばい!
 道の駅波野を出発するときから、ETC車載機をシガーソケット接続に切り替えて、接触不良が起こらないかのテストをしましたが、問題はないようです。

 玖珠ICから高速に乗ります。16:30くらいなので、通勤割引適用時刻は確定的です。
 高森から玖珠ICまでのルートです。
 玖珠SAで水分&栄養補給をして気合いを入れます。

 ここの駐輪場に関東ナンバーの2台と長崎ナンバーの2台の4人グループも休憩中で、TDMを見ながら「オーリンズじゃないですか」「燃費は?」「オフも行けるんでしょ?」など、しばしおしゃべりをしました。

 私が出発する直前に彼らは出発してきましたので、ひょっとしたら追い着くかもと思い、いつもより気持ちハイペースで走りましたが、影も形も見えません。相当かっとんで行かれたようです。
 追い着くことは無理、といつものペースで走っていたのですが、甘木ICのあたりで先程の4台グループを発見。遅ればせながら追い着きました!と一番後ろの方に追い越しざまに合図をすると、合図を返してくれました。ちょっと離れて前を走っている2台にも、とアクセルをぐいっと開いて追い着こうと近付くと、向こうもぐいっと加速をするではありませんか。長い時間かけてやっと追い着いたのに・・・「待ってくれぇ〜」とこちらも加速。向こうもさらに加速。気付くと今まで見たこともない速度表示になっていました(タフマン効果か?)。でもせっかくなので、お二人の前に出るまで頑張って、加速を止めました。するとお二方も通常モードへ。ひょっとするとTDMの「速さ」を見てやろうとのことだったのかもしれません。

その後先頭の方へも追い着き、ほんのわずかの間、一緒に走行しましたが、ちょっと遅い一群に追い着いてしまったため、私は追い越し車線へ。そのままお別れとなりました。
 鳥栖JCTから九州道へスイッチするとこの通り。路肩に停まっているたった1台の故障車の影響です。現場を過ぎると普通に流れ始めました。

 太宰府ICから都市高速へスイッチして17:45に帰着。本日の走行距離は465kmでした。

 それにしてもETCの通勤割引はいいですね。今日は割引に気が大きくなり、いつもより多めに高速を走ってしまいましたが、魅力的なシステムです。場合によっては帰りの時間調整が必要になるでしょうが、今後ますます下道離れが進んでしまいそうです。
 前回、高千穂まで走ったときもそうでしたが、今回も帰宅後に感じる体の疲れが明らかに違うんです。こんな暑い時期でなくとも、450kmを超えるような日帰りツーリングをしたあとは結構ぐったりしてしまうものです。今回はラストのタフマン効果があったのかもしれませんが、やはりセットバックホルダーによるポジションの変更が相当効いているようです。いまだに乗り始めやコーナーの連続ではしっくりきませんが、楽ちん仕様になったことは間違いありません。
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