玉名の広域農道で金峰山へ その2

 2012.3.19

霊厳洞 峠の茶屋公園 金峰山 石畳の道 寂心さんのクス の巻
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県道101号を2kmほど進んだところの道路沿いに鼓の滝があります。ここは霊厳洞のある雲厳禅寺への入り口でもあります。
鼓の滝から1kmほどで雲厳禅寺へ。国東の寺と非常に似た雰囲気を感じました。大河ドラマで「武蔵」が放映されていた時は、ものすごい人が集まっていた・・・とはとても思えないんですが。
本堂下の石段です。
拝観料200円を支払い、霊厳洞へ。

まずは五百羅漢が見えてきます。頭部が破損してなくなっているものが相当数ありました。
歩くこと2〜3分程度で霊厳洞到着。こういうオーバーハングの崖下にあるお堂っていうのも国東チックです。
急な石段を上がると上は板の間になっています。

武蔵の執筆活動中はこのような環境ではなかったんでしょう。
県道101号を県道1号に戻る途中、「金峰森の駅みちくさ館」という道の駅チックな立派な施設があります。職場へ土産物でも、と立ち寄ったのですが、商業施設ではないため、何にも売っていませんでした。漱石・武蔵ゆかりの地、歴史・文化、特産品の紹介をする情報センターなんだそうです。登山者のためのシャワー施設もあるそうです。
県道1号は県道101号の交差点から先は1.5車線路になります。距離にして2km程度ですが。
金峰山への入り口の50mくらい先に峠の茶屋公園(鳥越)があります。こちらは場所もいいせいか、茅葺きの売店&茶店があり・・・
その一段上にこれまた茅葺きで茶店が再現されています。
中はこんな感じで、土間には漱石ゆかりの品や資料が展示してあります。

さぁ、いよいよ金峰山へ。

こんな時期に?と思いましたが、金峰山に遠足に来ていたと思われる女子高校生の軍団が次々と山から下りてきていました。
金峰山へは山頂直下まで車道が通っていますが、なんと一方通行の環状路になっているんです。テレビ塔が多数建っているとは言え、何とも贅沢な仕様です。

写真は山頂下駐車場から。
駐車場からは車道か遊歩道を歩いて山頂へ上がります。車道は作業関係車両以外通行禁止になってます。
5分少々で巨大アンテナが立ち並ぶ山頂部分へたどり着きます。
山頂には神社のほかに立派な神社もありました。
展望台は三方向に三カ所もあります。ここが一番広いメインの場所のようです。メジャー展望台に付きものの「南京錠」もずらりと並んでいます。
ここからは南西側の景色が見られます。
神社参道を挟んで反対側には屋根付きの展望所。北東側ですが、電線が多数邪魔をします。
参道入り口脇には売店兼茶店があり、なんと営業中でした。「おでん」とか「コロッケ」とか書いてはありましたが、「野鳥の餌」くらいしかなかったような感じでした。
そして、売店のテラスという感じでもうひとつの展望台があります。
よくはわかりませんでしたが、恐らくここから熊本駅や熊本城方面が見えるんだと思われます。

ここから帰路につこうかとも思ったのですが、今回ただ一カ所だけ場所がわからなかったところがあるので、もう一度じっくり探しに行くことにしました。目的地は「草枕」ゆかりの石畳の道です。
鳥越の峠の茶屋公園にあった案内図では、野出の峠の茶屋公園へ向かう道の途中にあるような表示だったので、じっくりと探しながら走りましたが、全く案内表示もそれらしき脇道も見当たりません。

仕方なく県道1号に戻るとわずか20mほどであっけなく入り口が発見できました。さきほど写真を撮影した場所でした。

車はもちろん、重いバイクでも(単独なら)入るのを躊躇するようなコースをしばらく進みます。
石畳の道自体は3年前に行った鹿児島の龍門司坂と比べるとずいぶん新しい感じです。表面は平らですし、縁石もずっときちんと整備されています。
しばらく歩くと両側がきれいな竹林になります。このあたりがハイライトスポットでしょう。結構歩いた一日だったこともあり、ゴールを目指すことなくここで引き返します。
時間にゆとりがあれば、気持ちよく走れた県道1号と広域農道で玉名か荒尾まで戻ろうかとも思っていましたが、そんなにゆとりもないため、当初の予定通り植木ICから高速で帰投します。植木ICまでは再び県道101号です。

写真のくねくね道はこの先で梅林の中を進むことになります。花のピーク時期は過ぎていたものの、いい香りの中を走ることができました。
帰りにぜひ寄りたかったのはここ、寂心さんのクスです。20年近く前にカミさんと山鹿熊本自転車道を走ったときに立ち寄って以来です。意外とこのエリアはバイクで来ることがなかったんです。せっかく三脚を持ってきていたので、ウェアを新調したことだし最後に1枚のみ自撮りしました。
さて、いつもなら出発から間もない時点で満タンにするんですが、GSの店頭価格表示は福岡エリアはどこも¥159/Lです。福岡から遠ざかれば多少安くなるのは確実なので、とずっと給油を保留にしていました。佐賀県に入り鳥栖エリアは¥157/Lでした。その後はスタンドがあるようなコースではなかったため放置状態でしたが、このまま帰り着くまで燃料はもちそうにありません。植木ICへ向かう途中かそれが無理なら途中のSAで給油をしなければなりません。

植木ICへ向かう国道沿いのGSでは¥153/Lと表示されているところがほとんどでしたが「会員価格」と小さな表記がその横に。実質は¥156くらいでしょうか。そんな中反対車線にも関わらず飛び込んだJAのスタンドは何と¥149/L!。給油量は9Lだったため、福岡に比べても90円程度しか浮かなかったのに、何なんでしょうこの達成感は。

今回FAZEで走る高速道路としては最長距離となりました。TDMの時に比べて風の影響を大きく受けるのにはまだ慣れませんが、そんなことよりこの時期に100km近く高速を走るというのはこんなにも寒いものだ、という認識を新たにしました。

帰着は1700。レポ冒頭に書きましたが、ほぼ1時間は相撲を見ることができました。走行距離は283kmでした。
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