越中編 〜 高瀬神社 瑞泉寺 雄山神社 高岡大仏 射水神社 気多神社 まんがロード
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4日目はツアーはなく各自自由プランです。最初、福井の恐竜博物館へ行くつもりの計画を立てていたんですが、リニューアルのための長期休館中であることに気付き途方に暮れました。

永平寺〜金沢は前回行きましたし、今回行った能登と飛騨以外となると・・・残りは東方向の富山、これまで通過さえしたことがない未踏の地ということで決定。観光スポットはあれこれあれど、四社もある越中国一の宮詣でを軸に計画を立てました。
4日目の旅のお供はレンタカーのFit。12時間で4,400円(保険付き)という格安レンタカーが宿からすぐのところにあったのはラッキーでした。

ラッキーと言えば天候もです。我々が金沢に来る前日まで雨だったのに当日以降はずっと晴れ。明日も我々が金沢を離れるまでは降らずに済みそうです。
金沢から下道を約1時間で高瀬神社へ到着。こちらが一の鳥居。

約400m離れたところに大鳥居があることは帰ってから知りました。残念。
本殿前の二の鳥居。

残念ながら本殿は屋根の銅板葺き替え工事中です。
しめ縄は手が届く位の高さにあります。
名物の「なでうさぎ」
社務所はこちら。
御朱印を頂きました。

うさぎの図柄という理由だけでカミさんは絵馬やお守りを買ってしまうのであります。
高瀬神社から車で10分足らずの瑞泉寺へ。
彫刻の町らしく、木彫りの七福神が街灯に取り付けられています。
こちらは増長天
何とバス停まで木彫りです。

木彫りは凄いんですが、参道のお店はほとんど閉まっています。観光客の姿もほぼ見られず。
それでは瑞泉寺へ。
ド迫力の山門。
さらに凄い迫力の本堂。ここまでの大きさのお堂は奈良でしか見たことがありません。写真じゃまるでスケール感が出てませんけど。
本堂の左手に太子堂。
建物内は撮影禁止ですが、こちらの獅子頭のところだけは撮影OK。自撮り棒まで置いてあります。
本堂側から太子堂
太子堂の入り口
太子堂の軒下にはたくさんの彫刻が飾られています。
どれもクオリティが高すぎて・・・
太子堂から本堂
渡り廊下の消化器置き場も木彫り
渡り廊下の瓦は名入り
太子堂の奥に宝物殿がありますが、モルタルづくりで風情がなく、展示物も特に印象に残りませんでした。
御朱印は書置きのみ

井波の木彫や瑞泉寺のことはテレビ番組で知りました。記憶の中ではずっとブラタモリかと思っていましたが、そうではありませんでした。一体何の番組を見たんでしょう?。行ったからもういいけど。
参道の菓子店でカラフルな七福神を購入しました。

蝦夷屋という彫刻店も見学しましたが、輪島の漆器のように観光客が気軽に買って帰るような代物ではありません。多くの商品の中では比較的リーズナブルな部類の中に木彫りのリスの壁掛けがあり、魂を奪われかけましたが、シチズンアテッサが買えそうな価格に我に返りました。
瑞泉寺からはかなり離れたところにある道の駅井波へ。
七福神・・・? 一体足りない。
こんなコーナーがありました。こちらの方だったんですね。
瑞泉寺にあったスタンプラリーの台紙です。車を停めたところにある観光案内所と道の駅で3つ埋まりました。残りの二か所には行かないので、道の駅にあった他のスタンプを押して勝手にコンプリートとしました。
井波からさらに東へ1時間、本日一番遠い目的地である雄山神社です。

立山への入り口のような場所だけに、ここまでくると立山が迫ってくるような風景が見られます。
一の鳥居のすぐうしろには富山地方鉄道の鉄橋があります。
いいタイミングで電車が来ました。
雄山神社は本宮が立山の山頂近くにあるのでとてもそこまでは行けません。富山地方鉄道の本宮駅のあたりには中宮があります。

こちらは前立社壇という社です。
参道
境内
拝殿

ご覧の通り他に参拝客は全くおりません。
拝殿と本殿。
御朱印を頂きました。今年の4月から500円になったそうです。ちなみに峰本社のは700円だそうです。
ワンオペレンタカーで出発が遅れ、瑞泉寺で思いの外時間をとったこともあり、この時点で計画より1時間くらい遅れています。そのため昼食は簡単にコンビニで済ませます。コンビニのおにぎりコーナーで富山名物の鱒の押し寿司が頂けるなんて感激です。
雄山神社から西へ1時間ちょっと戻り、射水神社を目指していたのですが、高岡城址への入り口がわからず(通行止め)にぐるぐる回っているうちに目立つ高岡大仏を先に見つけてしまいました。
時間が押していたのでスルーしようかと思っていましたが、これもお導きなんでしょう。
台座の下は一周できます。
こんなのもありました。
御朱印を頂きました。

この直後ツアーバスの団体がやってきました。
射水神社の社務所へ電話をかけて、アクセスルートを教わり、何とかたどり着くことができました。一の宮にも関わらず、近辺の道路に案内表示が全くなかったのも不思議です。
参拝客はそれなりにいます。城址公園なので、散歩に来ている人もかなりいるようです。
拝殿です。
シンプルかつカラフルな御朱印です。
最後の一の宮である気多神社へは15:10に到着できました。

駐車場の一角に「御朱印はこちら」と参道とは逆の方向へ矢印があったので、向かってみます。
こんな感じの坂を上り
普通の家みたいです
パチ屋の景品交換所のようです。
受け付けの窓口には小さな扉があり、開けるとチリチリと鈴の音がします。
中はこんな感じ。大小2サイズの書置きがあり、合う方を取るシステムです。この時点で小が2枚と大が1枚残っています。日付は入っています。
私は小をチョイス。

千里浜の北側に能登国一の宮の同名の気多神社があります。今後参拝のチャンスはあるでしょうか。
石段を上がってからの参道。
拝殿前に再び石段
拝殿
拝殿の後ろに本殿

これにて一の宮四社詣ではコンプリート
氷見のまんがロードに向かう途中におしゃれな道の駅があったので寄ってみました。道の駅雨晴(あまはらし)です。こちらは三階の展望デッキ
雨晴海岸。いい天気です。
まんがロードには16:30くらいに到着できました。
水木ロードのように商店街に沿ってオブジェが並んでいます。

こちらは藤子不二雄A氏の出身地です。
ただし、商店街自体は地方のさびれたそれであり、基本的に地元民のためのお店ばかりなので水木ロードのようにあちこち見て回る感じではありません。それ以前に営業している店がほとんどありませんが。
  そしてオブジェですが、知っているキャラのものが全くありません。
メインのひとつと思われる広場にでました。この人は知ってます。
水木ロードばりの銅像です。ようやくそれっぽくなってきました。
藤子不二雄Aアートギャラリー

17時前でしたがすでに閉館していました。
ポストの上のハットリくん
  このエリアはハットリくんのキャラクターたち
こちらは藤子不二雄A氏の生家である光禅寺
  山門を入ると4体の石像が並んでいます。

大体気が済んだのですが、忍者ハットリくんのからくり時計だけが見つかりません。駐車場に来る途中それらしい場所があったんですが、人形は見当たりませんでした。
案内図で場所を確認し、もう一度行ってみるとメッシュの怪しい橋を見つけました。

私は人形が常時出ていて、それが時間ごとに動くのかと思っていたのでさっき通ったときは見つけきらなかったわけです。どうやら定時ごとにこの中から出てくるようです。で、時計を見ると16:58。
万全の状態で動画を撮影していたら途中でまさかのバッテリー切れ。素早く予備バッテリーに入れ替えつつ、撮影場所を西側の復興橋から東側へ移動し、何とか撮影に戻れました。

ぐだぐだな動画の使える部分だけをつないでみました。
氷見から金沢は下道で1時間ちょい。レンタカー返却前の給油のためのGSがなかなか見つからずに苦戦しながらも何とか発見。するとその向かい側にガイドさんが熱く語っていた8番らーめんが!。返却まで時間があるので、そのまま夕食へ。しょうゆ味と塩味です。麺が太いこともあり、店の雰囲気も含め何となくリンガーハットに来ているような感じもしました。これ、クセになるのはわかる気がしました。

食後に無事に車を返して4日目が終了。歩数計は8,735でした。
 
最終日は帰るのみ。
セブンカフェを駅前のベンチで頂いてからサンダーバード16号に乗り込みます。

帰り着いた福岡は雨でした。5日目の歩数計は4,023でした。5日間の合計は47,016、平均は9,403でした。

天候やその他幸運にも恵まれた、内容の濃い充実した旅でした。
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