能登編 〜 輪島朝市 白米千枚田 珠洲塩田村 千里浜ドライブウェイ
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3日目は7:50出発。途中千里浜ドライブウェイを走り、のと里山海道の西山PAで休憩をはさんで輪島朝市へ。到着は10:00でした。こちらでは120分の自由行動です。

観光客は少なく、外国人はほとんど見かけませんでした。輪島も珠洲の地震の影響が少なからずあるんだそうです。
海産物には目もくれずひたすら漆器店を巡ります。およそ315mの朝市通りを2回往復し、じっくり吟味してから買います。

旅行支援ポイントが二人合わせて16,000円分あるので気分は無敵です。
まずはお箸。朝市通りでは福井の箸も相当数売られていますが、いずれも無地のものはほとんどありません。で、無地の8角形というのはおそらくこれ以外なかったはず。

上の二膳はおまけでもらったものです。
メインターゲットのお椀に関してはそうとう真剣に見比べましたが、八千草薫似の店主さんのこちらが我が家のニーズには一番合っていました。
大きめのを買いました。

以前大分日田の豆田で買ったものは形・色はいいんですが、木地が樹脂混だったため重いのと、汁物の場合椀自体も熱くなってしまい、お椀の利点が感じられず、今は丼もの専用となっています。

こちらは大きさ、形状、重さともに希望通りです。こんなにもいい物なのに、「それでいいんですか?」というような値段なんです。しかもおまけまで付けて頂いて。輪島朝市には観光地価格というものは存在しないようです。
カレースプーン

下二本は他店で購入。その後お椀を買ったお店で上の二本をおまけに付けてくれました。
箸置きはもうカミさんが一目惚れ。何と4つで600円!。

ちなみに4日目に行った富山の道の駅井波では同じものが1000円で売られていました。

是非ともアドベンチャーワールドで販売すべきだと思います。
歩き疲れたら定番の甘酒。

2日目レポにも書きましたが、価格も激安、しかもかさ増しの氷もなし、たっぷり堪能できて100円!甘酒だけで満足してしまい、後になって日本酒の試飲をしなかったことを後悔しました。
観光地や雑貨店、ネットでは2,500〜3,000円程度で売られていることが多い酒屋の前掛けが1,650円!

カミさんはこれを元にトートバッグか何かを作るつもりで買ったようです。

旅行支援ポイントは昨夜の魚がし食堂で予習していたため、輪島では高齢店主が多い中スムーズに支払いができました。輪島を後にする時点で残額はわずか、この日の夜のコンビニで使い切れるはずです。
最後に写真を撮り忘れていた箇所をまわるためにもう一往復しましたが、11:45を過ぎるとあちこちで一気に撤収作業が始まり、12時にはほとんどの店が閉店ガラガラ状態となります。
朝市のあとはしおやす漆器工房というところへ移動。

作業工程の説明を聞いた後、店内の超絶立派な工芸品レベルのものを見て回ります。
朝市とは桁がひとつ違います。
その上お椀も箸もスプーンも買ったばかりで購買意欲はまるで起きません。
輪島塗の木地は欅(けやき)、栃(とち)の他に档(あて)という木も使うそうです。档の木は能登ヒバとも呼ばれるヒノキ科の木だそうです。

档の葉を財布に入れておくと、当てにしていなかったお金が入ってくるというローカル伝説があるそうで、バス内でガイドさんからひとり一人に配られました。
道の駅千枚田ポケットパークへ。
白米(しろよね)千枚田展望所のすぐ横にあるので、ほとんど歩かずに棚田を見ることができます。
棚田米のおにぎりがあると、ガイドさんから聞いていて楽しみにしていましたが、ご飯が切れていてありつけず。代わりに「かかし」という、能登のローカルおやつを頂きます。

左からうずらの卵、ウィンナー、魚肉ソーセージです。これが今日の昼食です。
ひと月前に大きな地震に見舞われた珠洲へとやってきました。

輪島や千枚田は他にもわずかながら観光客がいましたが、ここは私らだけで貸し切りでした。地震の影響はいまだに深刻です。
2015年のNHK朝ドラ「まれ」でもたびたび出てきた塩田を見学します。
「まれ」では桶作元治役の田中泯が海水を撒いていたのが印象的でした。

田中泯は俳優だと思っていましたが、本業はダンサーということを初めて知りました。
最初から海水を煮詰めればこんな大変な作業は回避できるんじゃないかなぁと、素人は思ってしまいます。きっと時間がかかるし、燃料代もかかってコスト的に合わないんでしょう。
「まれ」放送当時は入手困難だった能登の塩ですが、今では普通に買うことができます。上の二つはパンフレットに添付されているサンプルです。
あと、こんなのももらいました。栓が抜けそうな気がするのは私だけでしょうか。

塩ソフトを頂きましたが、写真はなし。美味でした。350円というのは観光地ソフトにしては良心的価格ではないでしょうか。
帰路でも再び千里浜ドライブウェイへ。

朝は通るだけでしたが、帰りは能登千里浜レストハウスで休憩です。
砂像あり。
こちらはSSTR2023の砂像。

SSTRとはサンライズ・サンセット・ツーリング・ラリーの略で、今年は5/20〜28に開催されていました。期間中、日本列島のどこかの東海岸を日の出時刻以降に出発し、指定道の駅やSAPAに立ち寄りつつ、日没時刻までに千里浜に到着すれば「完走」というイベントです。事前エントリーと参加費が必要で、土日は定員があります。

詳しくはこちら
レストハウスにはSSTRカフェがあるんですね。
中はこんな感じ。

SSTRオフィシャルのTシャツが売られていました。
ポスターには参加者の寄せ書きがされています。

金沢到着は18:45くらいだったと思います。
今日の夕食はガイドさん推しのもりもり寿司です。

「まいもん寿司」、「すし食いねぇ!」と共に金沢の回転ずし御三家ですが、ガイドさん曰く最もコスパが優れているらしいです。
基本的には回転ずしですがこんな感じのセットもあります。ほたるいか軍艦を中心に堪能しました。

3日目の歩数計は8,980でした。アミノバイタルの効果なのか、和歌山のときより明らかに足腰の疲れは少なくて済んでいる印象です。

旅行支援ポイントは無事に全て使い切りました。
4日目 越中編へ
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