勝手にREVIEWS 2024年 

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THE NEW TERRITORY / TNT  
トニー・ハーネルが脱退し、トニー・ミルズが加入して最初のアルバム。決してTNTらしいアルバムではないものの、チープ・トリックとかナックのようなストレートなロックは聴いていて心地いいです。あちこちのレビューでは不評を多く目にしますが、私個人はこんな感じのTNTは嫌いじゃないです。(2024.5.6)
ATLANTIS / TNT
トニー・ミルズ参加の2枚目。前作の延長上にあるようなロックアルバムですが、前作に比べるとややインパクトに欠けるというか印象に残りづらい感じがします。
XIII / TNT
前作から8年、新Voバオル・マルドー・バルサラを迎えての最新作。
TWISTIN' THE NIGHT AWAY / トータス松本  
またも青木裕司さんのラジオ番組の影響で下のつんくのアルバムと共に購入。長らくCD化されなかったサム・クックのアルバムを自分でCD化してしまおうということで作られたアルバムです。オリジナルを知らないので何とも言えませんが、ジャケット写真とその衣装に至るまでこだわりぬいた完コピ版だそうです。(2024.4.8)
A HARD DAY'S NIGHT / つんく  
レコーディングの様子をオンエアするというNHK-BSの番組企画で作られたカバー・アルバム。上のトータス松本のアルバムほどではないにしても、完コピ系なので安心して聴くことができますし、音質も含めここまで寄せるかと思わずニヤッとしてしまうようなアルバムです。(2024.4.8)
THE LIKES OF US / BIG BIG TRAIN  
新Voアルベルト・ブラヴィン加入後初のアルバム。ヴォーカリストとしてはデヴィッドよりも好きなタイプの声質でもあり過剰な期待をしてしまっていましたが、BBTの中でもかなり地味な部類のアルバムと言えるでしょう。そんな中、メドレーとなるTr.1、2、それとラストはなかなかいいです。17分超のTr.3もインパクトはないものの、それなりには聴けます。(2024.3.3)
THE RESTORATION JOSEPH PART U / NEAL MORSE  
昨年発売されたアルバムの続編。まさに前編の続きという感じで雰囲気はそのまま。コンセプトアルバムとは言え、基本的にニール・モーズのアルバムは似た感じであり、この二作も例外ではありません。ただ、このヴォリュームにしては無駄とか水増しとか思える分は最終トラック以外にはほぼなく、なかなかの力作だと感じます。(2024.2.20)
THE JAZZ AVENGERS / THE JAZZ AVENGERS  
川口千里を中心としたジャズバンド。とは言ってもどちらかと言えばファンク系フュージョンでとても聴きやすいですが、印象に残る曲はほぼありません。ただ、聴きやすさと上質な演奏と録音なので繰り返し聴きたくなるアルバムです。ライヴで演じるアルバム外の曲だったら☆4つ以上は確実です。(2024.2.18)
THE RAINMAKER / THE FLOWER KINGS  
前作に続いての1枚盤。キラーチューンはないものの全体的にクオリティが高く、何より無駄な部分がほとんどありません。無駄に感じるのはアルバムタイトル曲のTr.4と、1曲目のイントロ部くらいです。FKの中ではポップで聴きやすい部類のアルバムと感じます。(2024.2.11)
UNFOLD THE FUTURE / THE FLOWER KINGS  
30分の長尺曲で始まる1枚目はとくに印象に残る感じではないもののFKらしい雰囲気は楽しめます。2枚目の2曲目まではそんな感じなんですが、3曲目以降はどんよりしていたり、フリージャズのような難解さで繰り返し聴く気がまるで起こりません。(2024.2.10)
ADAM & EVE / THE FLOWER KINGS  
20分の長尺曲で始まる1枚盤。これまでに触れてきたFKの1枚ものは無駄がなく密度が濃い印象でしたが、初めて「例外」に出会うこととなりました。序盤と終盤はそれなりなんですが、中盤は明らかに「中だるみ」です。このアルバムでもアルバムタイトル曲のTr.6は削除となってしまいました。(2024.2.11)
PARADOX HOTEL / THE FLOWER KINGS  
2枚組コンセプトアルバム。コンセプトアルバムらしく退屈な部分がとても多く、最初から流して聴くのはなかなかの苦痛です。好みに合わない曲やイントロ、間奏、後奏を編集で削除した結果、FKらしい癖になるいい味のアルバムになりました。残った部分は半分ちょい。1枚ものなら☆4つでも良かったけれど、余りにも余分が多くて最初の印象は最悪に近いものがありました。(2024.2.15)
THE SUN OF NO EVIL / THE FLOWER KINGS  
4枚前のThe Rainmakerに似た印象の無駄のない1枚アルバム。非常に聴きやすいのですが、比較的長めの曲が多く全6曲です。前作まででコンセプト系は気が済んだのか、このアルバム以降しばらく聴きやすいアルバムが続くことになります。(2024.2.15)
HOLE IN THE SUN / NIGHT RANGER  
発売から15年くらい経過していますが、なぜかこのアルバムはスルーしたままでした。基本的には再結成後のNRらしい元気なロックなんですが、’90年代ほどのインパクトはありません。アコースティックであったり、ミドルテンポだったりとやや落ち着いた雰囲気が感じられます。それはそれでいい感じです。(2024.2.26)
40 YEARS AND A NIGHT / NIGHT RANGER  
フォリナーやカンサス同様、ベテランアメリカンロックバンドのオーケストラとの共演ライヴです。ナイト・レンジャーのライヴ映像に触れる機会がこれまで少なかったこともあり迷わず購入。'80年代のヒット曲中心のいけいけノリノリの楽しいステージです。ユースオーケストラは子供たちではありますが、立派に演奏しています。NRの名曲がライヴで、しかもオケ共演Ver.で楽しめるのはとても新鮮です。CDが付いているので音だけでも後々楽しめます。(2024.2.10)
ATBPO / NIGHT RANGER  
現時点での最新作(2021年)。前作に引き続き聴いていて気持ちいいロック満載です。しかも一本調子ではなく硬軟織り交ぜた感じです。あくまで印象ですが、セールスなんか気にせずにやりたいことを楽しくのびのびと演っている感じがします。(2024.2.7)
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