瀬戸内の島々を巡る 〜 呉&江田島で海自ざんまい 2日目その2

 2010.11.21

海上自衛隊第一術科学校
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 江田島へ移動します。倉橋島へ渡る音戸大橋です。橋の手前側が広いパーキングエリアになっています。

 橋の向こう側はループ橋になっていて、2回転半回ります。
 こちら側もほぼ2周回って橋へとつながっています。
 倉橋島の北岸を進んでいくと塩を積み上げてある三子島が見えます。

 倉橋島に入ってやっとガソリンスタンドを発見。給油警告灯が点灯した直後でした。25L入ったということはまだ11Lも残っているということになります。燃費は18.3km/Lでした。警告灯が点いてから150kmは走れるということになります。そんなに焦らなくてもいいんでしょうが、どうも精神衛生上よろしくないです。
 早瀬大橋を渡ると江田島です。
 ジョイフルでお昼ご飯を食べて、ついにやってきました、第一術科学校へ。
 こちらも呉基地同様、毎週日曜日に見学をすることができます。
 売店の中にはコンビニ(ポプラ)もありました。
 こちらは江田島クラブという名称の建物で、1Fが見学者の控え室になっています。

 1Fには売店やレストランもあり、あなごめしなんかも食べられるんです。そうと知ってたらジョイフルじゃなくてよかったのに。
 見学者は80名前後でしょうか。午前の部は150名くらいいたそうです。呉基地とは違って、若い女性のグループはいませんでした。

 それにしても、案内役の元自衛官の方の話の上手なこと。
 まずは、入学式と卒業式の年2回しか使われないという大講堂です。
 お隣の倉橋島産の御影石で作られています。築約90年です。
 こちらの正面玄関は歴代の防衛大臣のみが使うところです。最近では毎年来る人が違ってるわけでして。

 見学者はここからは入れないので、裏口へとまわります。
 敷地内の松の木はなぜかまっすぐピーンと伸びています。毎日毎日生徒たちの

きをつけぇ〜

という号令を聞いているとこんな風になるんだそうです。

 ホントは剪定の仕方なんだそうです。

 さすがは世界三大海軍学校です。100年以上前から電線地中化が実施されています。
 裏口です。正面玄関に負けていません。このでっかいドアがゆっくり開くときの重厚感は凄いものがあります。
 中は広々としています。講堂だから当たり前ですが。床も石造りです。
 正面から。
 戦後、占領軍はここを教会として使っていたそうです。何となくわかるような気がします。
 その当時は正面にマリア像が置かれていたと言う話です。
 大講堂の隣には煉瓦づくりの幹部候補生学校です。

 何という風格でしょう。松の木じゃないけど、背筋がピンと伸びます。
 こちらで学ぶ幹部候補生たちは、卒業後舟に乗るようになってからも、隣にある一般の自衛官たちとは使う部屋も食事部屋も全て違うんだそうです。エリートなんですね。
 玄関の中もとても立派な雰囲気が満ち溢れています。
 そして、この煉瓦。

 イギリスから輸入したものなんだそうですが、最高級品でひとつひとつが油紙に包まれて送られてきたんだそうです。120年経過しても古びた感じがまるでありません。

 我が家の近所に煉瓦塀の家があるので、後日そういう目で眺めてみましたが、まるで違いました。かなり傷んでましたね。
 この廊下の写真はネット上で何度か見たことがありました。

 手前の姿見できちんと身なりを整えるのがポイントなんだそうです。確かに昔から「海軍さん」って「おしゃれ」とか「スマート」とか「ダンディ」っていうイメージですもんね。
 最後は教育参考館の見学です。

 その入り口横に戦艦大和の砲弾や
 特殊潜行艇が展示してあります。
 教育参考館も立派な建物です。ここの内部は撮影禁止です。

 東郷元帥の遺髪が納められている部屋の他、海軍関係者の遺品や書、海軍の歴史に関する展示などがされています。


 見学はここで終了。どうにか1便早いフェリーに間に合いそうです。お土産はいろいろと買いましたが、やはり広島に来たのでもみじ饅頭は買っておかないと。
(バタバタしていたので、自衛隊マーク入りのエコバッグ買い忘れた。あれ、よかったんだけどなぁ。残念。)
 港には出港7分前に到着。待機場所に車を停めて、ダッシュで窓口へ。しかし、そこには驚くべき内容の張り紙が。

 乗船券は船内でお買い求め下さい。

 何という画期的で効率的なシステムなんでしょう。桜島フェリーの料金所システムも凄いと思いましたが、これは私が知る限り最強のシステムと言えます。特に今回のようにギリギリで港に滑り込んでくるような場合にはありがたいことこの上なしです。
 珍しい形の雲が浮かんでいました。


 車を船に乗り入れると、係の方が順番に車を回って乗船券を販売してくれます。乗ったままで待ってりゃいいんです。券を買った後、地元ナンバーの人は桜島フェリー同様車に乗ったままでしたが、観光客の私は船内をうろうろします。
 30分ほどで広島の宇品港に到着します。ここでようやく八神純子のCDをセットします。

 フェリーを降りたら広島の市街地はスルーして山陽道の五日市ICへまっしぐら。
 2日目のルートです。
 途中下松SAで小休止&CDの入れ替え。帰りは柳家喬太郎です。それはそうと、行きは朝日に向かって、帰りは夕日に向かって走るのでまぶしくてたまりませんでした。

 その後すっかり暗くなった王司PAではCDの入れ替えのみで一瞬の停車のみ。

 帰着は19:35。二日目の走行距離は363km、二日間の合計は823kmでした。
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