2日目 近江編

建部神社 近江神宮 日吉大社 日牟禮八幡宮 多賀大社 海洋堂ミュージアム
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4時半の船内アナウンスで目覚めました。

早すぎて朝食という感じではなかったのでコーヒーのみにします。
わかりづらいという評判の阪神高速を寝起きの状態で初走行。

寝起きですが脳みそフル回転で

「天保山JCTから16号へ、そのまま13号を経て環状線へ、ぐるっと回って11号へ」

これを頭の中で反復します。
時計回りに一方通行の環状線。路線図を見ているだけではどうして西から走ってきて北側へ行けないのかがわかりませんでしたが、この部分がひとつの大きなジャンクションと考えると理解しやすくはなりました。

とは言うものの阪神高速は走行ルートを把握し、暗記した上でないと走れないと感じました。

早朝スタートなので、ウェアの下にウィンドブレーカーを着ています。涼しくは感じますが寒いというほどではありません。
無事に豊中南JCTから名神へ乗り継ぐことができました。

このまま進むと7時台に最初の神社に着いてしまうので、吹田SAで時間つぶし&カミさんの起床確認(この日はお仕事)のTEL。

それにしても大阪王将、目立ってます。朝6時から営業しています。
遊歩道らしきものがあったので進んで行くと、どこかの国営公園のように草ぼーぼーです。
さらに進んで行くと公園のようになっています。
ここもそこそこ荒れてます。
そして遊歩道の終点。

ワイヤートンネルもそうですが、ここは元々どんな感じの場所だったんでしょう?
遊歩道巡りなどでそれなりに時間がつぶせましたが、それでもまだまだなので、桂川PAへも立ち寄ります。
ここでは轟音と共に現れたカウンタックを見ることができました。
そして大津SAへも立ち寄ります。
ここでは懐かしいトランザルプを見ることができました。

一応朝食としておにぎり1個食べときました。
瀬田西ICを下りてすぐのところに建部大社はあります。近江国の一の宮です。

あれこれ時間をつぶし、予定より15分遅い8:15に到着。

琵琶湖の南端くらいの場所にあります。
一の鳥居からの参道を進み、左手に二の鳥居からの参道が延びています。
参道を進むと神門。
その先に拝殿と本殿。たくさんの提灯が特徴的です。また、玉砂利に刻まれたほうきの目がきれいです。

ちなみに御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)です。
早い時間でしたが、神職の方数名がすでに掃除などを始めていらっしゃったので、御朱印を頂くことができました。
拝殿の右側にならぶ摂末社。

この後方にも稲荷神社などがあります。



少し歩いて体が温まりましたし、気温が上がってきた感じなので、ここでインナーは脱ぎます。
建部大社を後にし、琵琶湖の西岸を北上します。
予定では次は日吉大社なんですが、大津SAの観光地図で琵琶湖周辺には思いの外たくさんの神社仏閣があることを知り、日吉大社の手前にある近江神宮へ寄ってみることにしました。

「近江神宮」という名なので、相当立派であることは想像できましたが、こんなにも大きな一の鳥居とは。参道はかなり長いようで、駐車場はまだまだ奥にあります。
駐車場は二の鳥居のさらに先にあります。目の前の階段の上にはかなり大きな朱塗りの楼門。青空とのコントラストが鮮やかです。
楼門の先に拝殿。
賽銭箱の投入口の細かいこと。硬貨1〜2枚分程度の隙間しかなさそうです。
参拝は外拝殿からで、その先に内拝殿がありますが一般人は近づけません。その奥に本殿があります。

御祭神は天智天皇で、昭和15年に竣工された新しい神社です。
御朱印を頂きました。


駐車場には車が一杯停まっていたのに、境内は私の他に数人のみ。何で?って思っていたら、駐車場の反対側に幼稚園みたいなものがあったので、運動会でもやっていたんでしょう。
近江神宮からは京阪電気鉄道石山坂本線沿いを走る県道47を北上。
日吉大社へ。

BSジャパンの「神社百景」で見てなかったら、今回のツーリングプランは生まれていなかったかもしれません。
日吉大社は駐車料金が300円必要です。


また、日吉神社のすぐ近くには比叡山延暦寺へと登る坂本ケーブルの駅があります。
まずは西本宮へ。
手水舎は石造りです。
拝殿。
御朱印を頂きました。

日吉大社ではこのほかに「東本宮」「大比叡大明神」など、全部で7種類の御朱印を頂くことができるようです。
拝殿奥の本殿。正面は立ち入り禁止になっています。
西本宮から摂末社を参拝しながら5分ちょっとで東本宮へ。
楼門をくぐると左手が樹下宮本殿、正面が東本宮の拝殿です。
その奥にある東本宮拝殿。


日吉大社には東西本宮の間から山へと向かう登山道(往復1時間)があり、上には三宮と牛尾宮の二社があり、その間に金大巌という大岩があるそうです。

時間と気力が足りないので、上にはあがらず日吉大社を後にします。「神社百景」では雪の季節の映像だったこともあり、想像していたものとはちょっと違った感じがしました。
琵琶湖大橋を渡って琵琶湖東岸へ。
橋を渡って、湖岸沿いの県559を北上。

せっかくいい景色なのに、車を停めて琵琶湖の景色を堪能できるような場所が全くないやん、って思っていたら駐車スペースを発見。
さっき渡った琵琶湖大橋。
北側を見ると水平線まで続く琵琶湖。さすがにでかいです。
近江八幡のジョイフルで少し早めのお昼にします。

ジョイフルは九州だけでなく、どこにでもあるもんです。
食事の後はジョイフルから2kmのところにある日牟禮八幡宮へ。
道幅がないのと、楼門が大きいのとでフレームに入り切りませんでした。
楼門をくぐると拝殿。

比較的小さめな神社です。
そのすぐ裏に本殿。

本殿前を左右に通っている道は境内社の天満宮の参道にもなっているという、珍しい配置です。
御朱印を頂きました。これにて2年前に気比神社で買った御朱印帳は一杯になりました。

(後でわかったんですが、裏表紙と思っていたところがラストページでした。というわけで、あと1ページ残ってます)
本殿から右方向へ進むと摂末社が並んでいます。

この前を通り、本殿前を通り過ぎると・・・
本殿の左手に天満宮があります。

天満宮というだけあり、牛の置物がいくつかありました。
日牟禮八幡宮は八幡山の麓にあり、楼門からすぐのところにロープウェイの乗り場があります。

今回はロープウェイには乗らずに次の神社を目指します。
日牟禮八幡宮からR8、R307とつないでさらに北上。
良い感じの門前町に到着。
今日のラスト神社である多賀大社へ到着。


今日訪れた五つの神社のうち三つが「大社」一つが「神宮」であり、ただのひとつも普通に「神社」というところがありません。これは近江という土地柄故なのかはわかりませんが、権威を重んじる傾向があるのかもしれません。
鳥居をくぐると高さのある太鼓橋。

滑り止めというか、落下防止というか、丸太がかけられています。
アスレチック遊具のような太鼓橋を上がってからの神門。
手水舎。
正面には拝殿と本殿。良い感じの佇まいです。
二冊目の御朱印帳はこれ。日吉大社のものも捨てがたかったんですが、珍しい淡い色と品のあるデザインでこれに決定。
神社やお寺で御朱印帳を求める場合、多くの場合は最初のページにあらかじめ御朱印が押されているか、印刷されている場合が多いと思っていましたが、こちらのはまっさら。その場で最初のページに押して下さいました。


多賀大社から敦賀に向かうと早く着きすぎます。どこか適当な立ち寄り場所はないかと考えるものの、彦根城はメジャー過ぎるし・・・。
その先の長浜がちょっと面白そうなので、そちらに決定。

バイクも停められる駐車場のすぐ近くに豊国神社があったので、今日の流れから参拝してみます。
社務所はあるものの、数人の人が祭りの準備?か何かで忙しそうに作業をされていたので、こちらでは参拝のみ。
そして、モダンレトロで小洒落た黒壁スクエアへ。観光地的町並みであることは知っていましたが、想像を上回る人です。


それはそうと、正面の「長浜大手門通り」って福岡にあっても全く違和感のない名称です。
手作り品の展示・販売のイベントで路上のテントにたくさん出店されています。
アーケード内でも手作り品。かなり本格的な陶器や木工アクセサリー、金属加工アクセサリーなど色々。
しかし、私の目的池はここ。海洋堂ミュージアムです。

四国の四万十にあることは知っていたので、いつか行ってみたいと漠然と考えてはいましたが、まさか滋賀の長浜にもあるとは下調べの段階まで全く知りませんでした。
販売コーナーにあった仏像フィギュアに釘付けになりました。欲しくてたまりませんでしたが、今回収納スペースにゆとりがないので断念。

でも、帰ってから通販で買えることがわかったので、近々手に入れることになるでしょう。
販売コーナーだけでも十分に堪能しましたが、せっかくなので有料のコーナーへも行きます。
入場料800円でガシャポン1個付き。無難にペンギンを選択。さらに、羽田空港限定の東京フィギュアをひとつ購入。

ペンギンは期待通りでしたが、東京フィギュアはこれだけは勘弁してくれと思っていた都庁ビルがカプセルから出てきちゃいました、残念!。(開けたのは帰宅後)
アニメ系フィギュアよりもこっち系の方がかっこいいと感じてしまう昭和人なのであります。
よくわからんけど、何か凄い。
恐竜
美少女フィギュア。


紫の髪ってちょい田舎のおばぁさん御用達と思っていましたが、最近アニメの世界ではお馴染みみたいです。ただ、リアル紫髪おばぁちゃんは何度も見たことがありますが、リアル紫髪美少女(美はなくてもいいが)は一度も見たことがありません。秋葉原にならリアルがいるんだろうか。
食玩シリーズ。
こちらは九州シリーズだそうです。
腹一杯海洋堂のフィギュアを堪能してミュージアムを出ると、正面にあるお店がこれ。


滋賀の長浜にも長浜ラーメンがあり、そしてこちらも豚骨ラーメンということにちょっと驚きました。
長浜を後にする前にここ。お食事処の忠太郎というお店。
こちらの店頭でこのようなものが売られていることを事前調査でつかんでいたんです。

たこやき位の大きさのクリーム系コロッケが二つ。量はちょうどよく美味。つまみ喰いには最適です。

このすぐ先に「牛まん」というのもあり、そっちもかなり気になったんですが、1個470円という軽食をはるかに超える超弩級だったので断念しました。ミニサイズがあればよかったのに。
長浜から奥琵琶湖パークウェイに向かっている途中で突然気になり出したのがこの信号機。最近はLED化されて薄型になってはいますが、こんなに平面的なのは九州では見たことなかった気がします。
奥琵琶湖パークウェイは琵琶湖北岸の半島に沿うU字状の道路です。私は東側の長浜からのアプローチなので、右(東)側から左側へ時計回りで走ろうかと思っていて、スタート地点をナビにセットしていました。ところが、この交差点から左に入るはずの場所にあった案内表示は「パークウェイ直進」。

こういう場合、ナビよりも案内表示に従った方が確実なのでそのまま進んだのですが、結局左(西)側のスタート地点まで来てしまいました。これは、案内表示が不親切だったのではなく、ちゃんとした理由があることがこの後わかります。

西側ルートは湖岸沿いです。
そして半島の南端あたりから山へと上がって行きます。
ぐいぐい高度を上げていき、パークウェイ唯一のパーキングスペースである「つづら尾崎展望台」へ到着。

到着したのは16:55だったので売店は開いていましたが、10分後にはシャッターが閉められていました。
展望スペース
ワイドな視界が広がるわけではありませんが、なかなかの絶景です。こちらは東側。
少し歩けば西側も眺めることができます。
奥琵琶湖パークウェイはつづら尾崎展望台から西側は片側1車線でしたが、東側は反時計回り向きの一方通行になっています。
あちこちに法面が崩れた箇所があり、こんな感じで何とか1車線分のみを確保しているんです。2車線分を確保するには大規模な復旧工事が必要になるので、このような形をとっているんだと思われます。


この後、路上で二頭の鹿を目撃しますが、慌てて向けたカメラにはその姿を残すことができませんでした。
パークウェイを下りてきたところ。

道路標示を無視してナビ通りに来ていたらここに来ていたわけです。
予定ではパークウェイを時計回りに走った後、県286で敦賀へ向かうことになっていましたが、逆向きに走ったのでそのまま素直にR8で敦賀へ。

8月に続いてまたまた福井県へ来てしまいました。


琵琶湖周辺にはどこにでもGSがありましたが、パークウェイ込みでまだあと50〜60km走るので、給油は敦賀でしようと思いました。ところが敦賀駅まであと5kmを切ってもまだまだ田舎道のまま。その後ようやく現れたスタンドは中央分離帯ありの反対側。結局あと2kmくらいの所でようやく給油することができました。そういえば2年前も小浜〜敦賀間でヒヤヒヤしました。

ヒヤヒヤと言えば、パークウェイを出てすぐに見た気温表示は23℃でしたが、その30分後に見たのは17℃。一気に冷えてきました。
宿は駅の真ん前という場所ながら平面駐車場ありでした。

この時は全く知らなかったのですが、泊まったホテルはこの1週間後に営業終了となったことを、その1週間後に知りました。原発の運転停止と関連があるんでしょうか。

場所が場所だけに、色んなお店があるんだろうと周辺を歩いてみましたが、夕食時間帯にも関わらずお好み焼き店も定食屋さんも無人。一人で入るにはハードルが高すぎる空気感だったので、結局コンビニで夕食と朝食を調達して部屋に戻りました。
2日目のルートです。

走行距離257km
燃費は37.7km/Lですが、スタンドのおじさんがかなり余裕を残して給油を止めてしまったのであくまで参考値ということで。




ブラタモリ福岡版を見たあと、旅先でしか見たことがないNHK「データなび」という番組で、タイムリーなことに福井ネタをやってました。子供の体力は5年連続で全国一だそうで、その理由を探っていく中で「読書量(時間?)」「共働き率」も全国一、家の広さは二位なんだそうです。それと子供の体力がどう結びつくのか、あれこれ取材・分析していてなかなか面白かったです。それにしても福井県恐るべし。
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