1〜2日目 日光二荒山神社 東照宮 輪王寺 上杉神社 銀山温泉
3日目 4日目 ツーリングIndex 禄太郎庵Top
いつかは行ってみたいとずっと思っていた東北旅行。どこから手を付けたらいいかわからないまま時が流れていたのですが、そんな私にぴったりなツアー旅行を見つけました。とりあえず東北に行ってみようではないかという実にざっくりとした内容ですが、4日間の日程で栃木県・福島県・宮城県・山形県・岩手県・秋田県をとにもかくにも網羅しています。

福岡空港集合が6:30なので、4時起きで始発から2本目の便に乗らなければなりません。飛行機に乗るのは2019年10月以来4年ぶりです。
羽田空港から車で移動するのは恐らく人生で二度目です。

30年くらい前に友人に迎えに来てもらったことがあります。
ここからの移動はほぼ全てこのバスです。41名のツアーです。
佐野SAで最初の休憩です。

栃木県へ降り立つのは私もカミさんも人生初ではありません。私は小学校の修学旅行で日光へ来たことがありますし、カミさんは宇都宮へ仕事で来たことがあります。
さのまるくんと初対面。

銅像になったゆるキャラってなかなかいないんじゃないでしょうか。
最初の訪問地は日光東照宮です。110分間の自由散策です。

バスの降車地点が二荒山神社の鳥居前だったので、これ幸いとこちらから参拝することにしました。

同じツアーの人たちはほぼスルーで東照宮へ一目散。
日光二荒山神社は下野国一の宮です。

下野国にはもうひとつ宇都宮にも二荒山神社があります。
御朱印を頂きました。
境内の全景。木々の高さが凄いです。
ここから上新道という参道を通って東照宮へ抜けられます。
拝観券を購入するのにこれだけ並ばなくてはなりません。平日とは思えない人の多さです。アジア系だけでなく欧米系のインバウンドもたくさんいます。
券売所のすぐ近くにある五重塔。一の鳥居(石)もすぐ横です。

50年近く前に来たわけですが、ほぼ記憶にございません。
三猿で有名な神厩舎。

馬をつなぐ場所だったとは知りませんでした。
いちばん有名なやつ
側面の猿たちはお肌が荒れててかわいそう。
二の鳥居の先に陽明門。
平成の大修理後、追加の手直し工事が終わったのが1年半前だそうです。
中国チックなおじさまたちの人形がたくさん配置されています。
御朱印を頂きました。出雲・伊勢並みのシンプルさ。

割と最近まで直書きだったようですが、書置きのみとなっています。
奥の院へは行きませんが、眠り猫だけは見ておきます。
一の鳥居まで下りてきました。

表参道を下って輪王寺へ。
驚きの標高。どうりでひんやりするわけだ。
三仏堂が見えてきました。
山門

天台宗のお寺です。
三仏堂の正面

東照宮だけはとんでもない人出でしたが、二荒山神社と輪王寺は常識的な参拝者数という印象です。
時間があれば三仏堂・宝物館を拝観して逍遥園という庭園も見てみたかったのですが、残り時間がわずかなため断念。とにかく今回は「ざっくり」なので仕方ありません。

大護摩堂で御朱印を頂きます。
逍遥園ではありませんが、庭園も見ることができました。

再訪の機会があれば大猷院にも行ってみたいです。
参道から東照宮方面。

集合地点へと急ぎます。
初日の訪問地は東照宮のみ。あとはひたすら宿へ向けて移動します。せっかく日光へ来ているというのに、いろは坂も華厳の滝も中禅寺湖もなし。それでも時間に追われてしまうという、お試し体験旅行って感じです。

那須高原SAで休憩。
佐賀牛という文字を九州の外で見るとは!

しかもなかなかいいお値段です。そんなにネームバリューがあるんだろうか?
1泊目の宿は猪苗代中ノ沢温泉ボナリの森という宿。

食事と風呂は非常によろしいのですが・・・
お部屋は古い和室にベッドを入れてあるのですが・・・


衝撃のアイテムその1

窓際の壁に掛けられた「避難ロープ」
その2 布ガムテープ

お客様へ
季節の変わり目、カメムシが出てくる季節となりました。定期的に予防と駆除を行ってはおりますが、自然豊かな田舎のためどうしてもお部屋に入り込んできます。見かけたときはカメムシの背中にガムテープをあてて包み込み密封した上でゴミ箱へポイしてください。

2回利用する機会がありました。

歩数計:11,065
二日目は山形県に入り、米沢市の上杉神社へ。

残念ながら雨ですが、こんなときのためにと軽量で大きめな8本骨の折り畳み傘を新調していたので、晴れて山形県でデビューです。

境内は米沢城本丸跡にあるため、堀に囲まれています。その点は越中国一の宮である射水神社と同じです。
参道と二の鳥居。

境内に入ったあたりで雨が止みました。
拝殿

ちなみに出羽の国一の宮は鳥海山大物忌神社という、鳥海山の山頂に本殿がある神社です。御朱印は麓の吹浦口ノ宮で頂けるようです。
御朱印を頂きました。
木々の冬支度のようです。初めて見ました。名称はざっと調べましたがわかりませんでした。
こんなところも冬支度。
直江兼続のマスコットキャラクター「かねたん」です。

2009年大河ドラマ「天地人」の放送にあたり募集・審査の上誕生したとのことです。

境内には上杉謙信、上杉應山、天地人の銅像があります。

参拝を終えバス駐車場へ戻るタイミングで再び雨になりました。
昼食は天童市の将棋村天童タワー。
憧れの山形の芋煮です。適量かつ美味でした。

将棋関連グッズがたくさん売られていましたが、欲しいものはありませんでした。
昼食後、尾花沢まで北上し、銀山温泉街を1時間ほど自由散策です。

観光バスは2kmほど手前の観光施設駐車場まで、そこからは小さめのシャトルバスでの移動となります。41人乗り込むと通勤時間帯のようでした。
到着直前まで相当激しい雨でしたが、散策時間帯に降ることはありませんでした。

この日は降ったり照ったりを何度も繰り返していたこともあり、移動中ばかりでしたが4〜5回虹が見られました。
NHK朝ドラ「おしん」のロケ地なんだそうです。

風情のある旅館が何軒もありますが、昼間は私らのような散策目的のみで訪れている人がほとんどみたいです。
橋の上にある足湯。
利用者ゼロでした。
こちらの手湯はちょいちょい手を入れる人がいました。
温泉街の外れ、上流側にある白銀滝。

小さく見えますが落差20mあるそうです。

観光客の大多数がここまで来てから折り返しているようでした。
最後に橋の上から。

銀山温泉は観光地の割には土産物店やちょい食べができるような店が少ししかありませんでした。数少ない土産物店は営業休止中でしたし。
2日目の宿は銀山温泉からさらに200km北上した雫石高倉温泉です。山形県は1日がかりで南北に駆け抜けてしまいました。

前沢SAで休憩。人生初の岩手県です。

真っ暗になった18時ちょい前に宿に到着。福岡とは約50分日の入りの時間差があるため、15時くらいから夕方感を強く感じます。
昨日の宿と違って新しい建物ではありますが、観光バス9台分のお客さんがいるため、夕食会場に入るのにも料理を取るのにもとにかく並ばなくてはいけませんでした。大浴場の混雑状況はスマホでわかるのはいいのですが、常時「混雑」表示のため断念し、部屋風呂で済ませました。

歩数計:7,672
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