平成パークラインを走る

  2009.11.7

序章その2 〜 滝尾百穴横穴古墳群 吉野梅園 の巻
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 続いてやってきたのはここ滝尾中学校です。
 下調べでは、グランド付近にある、とのことでしたが・・・。


 「付近」ではなくもはや「グランド内」ではないですか。

 学校敷地内に部外者が入るのは色々と制約がある昨今ですが、学校は休みですし、案内板もあるので、勝手に見学させてもらうことにします。
 滝尾百穴横穴古墳群です。

 以前玉名ツーリングで見たことがありますが、これほどまで大規模なのは初めてです。しかも普通にグランドの脇に存在しています。野球部が練習していましたが、ファールが飛び込むことはないんでしょうか。
 近所の子供は絶対にここでかくれんぼをしていると思うんですが。
 奥行きは浅く、1mちょいといったところでしょうか。
 横穴群の右側は崖が90°のL字状に曲がっているのですが、そこに金網が張られた二つの横穴が二つあります。古墳の横穴に比べるとかなり大きく、人がそのまま入れるくらいの高さがあります。
 金網越しに覗いたところ。二つの横穴は並行に伸びていて、すぐ先の部分でそれとは90°の角度で連絡通路があります。防空壕だったのか、軍用施設だったのか、そのあたりはわかりません。

 写真中央にある丸い物体は、古びたサッカーボールでした。金網設置以前に飛び込んだものなんでしょうか。
 続いて吉野梅園へとやってきました。

 広い駐車場がある大きな梅園ですが、何しろ梅の季節ではないのでがらーんとしています。駐車場には休憩中の営業車といった感じの車が数台停まっている程度です。
 この閑散ぶりに嫌な予感はしたのですが、一応坂道を上がってみたのですが・・・。
 やっぱり!。

 こんなに閑散としているのに商売になるわけないですもんね。

 ここの売店はちょっとした食堂にもなっていて、鶏飯とだご汁のセットを出しているのがテレビで紹介されていたんです。梅以外の季節は普通の公園として市民の憩いの場にでもなっているかと思ってきてみましたが、残念な結果に終わりました。

《後日判明》
 鶏飯のある食堂はこの売店ではなく、ちょっと離れた別の場所にあることが判明しました。予習はしっかりしないと。
 前置きが長くなりましたが、やっとメインである平成パークラインへと向かいます。

 犬飼から大野方面へは「中九州道」という自動車専用道ができていて、どかーんと一気に進めます。ただ、その道の存在を私もナビも知らなかったので、途中で離脱し確実なR57へスイッチします。
 帰って調べてみたら、大野までR57と並行して通っていました。下道が写真のような状況なので、いわゆる「無駄な公共事業」の類なのかもしれませんが、非常に快適なルートではありました。
 鶏飯にはありつけず、代わりになったのは札幌ラーメンです。道向かいにもラーメン店がありましたが、そちらは車がいっぱい停まっていました。お昼時にもかかわらずこの状況の「どさん娘」。まーたしかにラーメンは・・・。
 平成パークラインの起点は、ツーリングマップルでは県道26号の四辻峠になっています。ただ、地図を見ると四辻峠から先も稜線上の道路は神角寺という山奥のお寺まで続いています。また、大分県県民の森のサイトでは神角寺周辺も公園のエリアのひとつとされているので、せっかくなら神角寺からスタートしたいと、計画の段階では思っていました。

 この店に来る前にR57沿いに「神角寺→」という案内板があったので、それに導かれて進んでいくと、それは四辻峠へと向かう県道26号と合流しました。四辻峠を経由して神角寺へ行って下さい、ということらしいので、いったん引き返してきたわけです。地図で見る限り、神角寺へのルートは四辻峠からの他にR57からは大野付近から、北側のR442からは温見付近からあります。大野からの入口を探すべく、ラーメン店に入る前にこの周辺を流してみましたが、案内はありません。それらしい道はひとつありましたが、あまりにも細く数q先まで続いているようには見えませんでした。かくなる上は無理をせず、神角寺はあきらめて四辻峠からでもいいかな、と思いながら、山中路に入る前に食事をとこの店に入りました。

 ラーメンは・・・でしたが、この店の壁に貼ってあるイラスト観光マップがとても参考になりました。その地図によるともう少し先にある県道657号から神角寺へと上がる道があるらしいのです。それでもわからなければ、R442に抜けて温見付近の入口を探し、それでもダメなら北側から県道26号で四辻峠へアプローチすればいいですし。
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