駅、駅、枕木、そして駅 その1

  2009.10.10

大畑駅 の巻
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 体育の日がらみの10月の3連休、基本的には1泊ツーリングを計画するところですが、3週前の連休に実行済みなので今回はパス。代わりにカミさんと日帰りドライブに出かけることにします。コースは4〜5月の鹿児島ツーリング初日とほぼ同じです。その時に吉松で食べたラーメンや、栗野岳の枕木階段上からの眺め、肥薩線巡り、加治木周辺の観光、そして持ち帰りグルメと、日帰りというのに過密スケジュールです。これらのメニューをしっかりこなすべく、今回はバイクではなく体力面で有利な車での出動とします。

 いつもはゆっくりスタートの禄太郎家ですが、今回は気合いを入れて7時に出発。都市高速、九州道とつないでひたすら南下します。
 人吉ICで高速を下り、肥薩線の大畑駅へとやってきました。私は1年ぶり二度目です。今日もがらんとしています。
 前回ちゃんと写真を撮っていなかった給水塔をじっくりと見学します。
 給水塔の横にある大きな木。カミさんの話によると「銀木犀」らしいんです。金木犀は知ってましたが、銀は知りませんでした。確かに金木犀に似た香りがまだ少し残っていました。
 駅に到着して5分くらいして、9:50人吉行き普通列車が入ってきました。今回は二度目なので、万全を期して列車のダイヤを調べてきていたのです。

 鹿児島方面から来たので、スイッチバックしてから駅へ入ってきます。
 編成は一両です。
 駅には4分間停車していましたが、男性が一人ホームに降りて写真を撮っているだけで、他の乗客は車両内で座って待っていました。

 日常の移動手段として利用している人にとって、特に珍しくもない単なる「駅」のひとつなんでしょう。
 普通列車が人吉方面へ発車し、次の列車が来るまで30分程度あるので、駅周辺の線路沿いを探検することにしました。山奥の秘境駅なのに、やけに広々としています。
 さて、そうこうしているうちに人吉から「いさぶろう・しんぺい号」がやってきました。
 観光列車だけあって、先ほどの普通列車と比べて華やかな感じです。
 到着後は多くの人がホームや駅舎へ出てきて、見物や記念撮影をしています。

 先ほどの普通列車のときとのギャップがすごい。


 でも、鹿児島本線時代の賑わいはこんなもんじゃなかったんでしょうね。
 「いさぶろう・しんぺい号」もやはり4分程度の停車時間でした。

 定刻通り10:23に発車し、さきほどのスイッチバック部へと入っていきます。

 スイッチバック部で運転手の方が車両内を反対側に移動するので、反転するのに1〜2分かかります。その間にループへと向かう線路側へと移動します。
 スイッチバック部から出てきた「いさぶろう・しんぺい号」。
 さらに近づき・・・
 そして矢岳方面へ。

 いやぁ、今回は堪能しました。そしてよく歩きました。

 ちなみに今回の大畑駅訪問は私個人の趣味というわけではなく、カミさんの希望なのです。前回レポで紹介している肥薩線の絵本のことを私に教えたのは他でもなくカミさんなのでありました。
 上の3枚の写真を撮影したあたりには、写真の車輪と鉄道工事中殉難病没者追悼紀念碑があります。


 R221へと戻り、ループ橋、加久藤トンネルを経由してえびの方面へ向かいます。
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