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さて、2日目最初は矢倉岳の山頂にあるマリンピア展望公園へ。
いきなりの酷道です。こんな道が4〜5km続くので、バイクだったら大変でした。TDMタンデムだったら撤退していたことでしょう。舗装が荒れている部分もあり、廃道までは時間の問題じゃないかと思いました。 |
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ただ、上に上がるときれいに整備された展望公園がお出迎え。天草のカヤツ丸展望台に行ったときと同じような感じです。
廃道になりそうに感じたここまでの道ですが、山頂にNTTの中継所があるためその心配はなさそうです。
例によって他に観光客はなし。 |
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なかなか洒落た展望台ですが、結構上の方にあるような・・・。 |
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クモの巣と戦いながらこんな道を上がっていきます。
腰痛のカミさんもゆっくりと登ってきています。 |
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意外にも2分程度で展望台に到着です。
有川方面の眺め。 |
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北側はとても島とは思えないくらい山が重なって見えます。対馬を彷彿とさせます。
ちなみに矢倉岳の標高は384mで、443mの番岳に次いで中通島2位の高さです。番岳山頂にも展望所がありますが、徒歩20分ということなのでパスすることにしています。
腰痛のカミさんですが、軽い徒歩で身体がほぐれたのか、下りでは普通のスピードで歩くことができていました。出発時点ではどうなることかと思いましたが、今回はネタになるほどの騒動にはなりませんでした。 |
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矢倉岳を下りたら、細長く伸びた北側を最北端まで上がっていきます。有川や青方から最北端までは約30kmです。
最北端までの道は写真のような中腹を縫うようなルートが多いです。 |
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最北端にある津和崎の集落から灯台へと向かう分岐があります。ここから灯台までは1kmとちょっとです。 |
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駐車場からは遊歩道を3分くらい歩くと灯台へ到着です。椿公園というだけあり、周囲は椿の木だらけです。案内板によると天然のヤブツバキだそうです。
ここは4〜5組の観光客がいて、龍馬ゆかりの地同様の賑わいです。 |
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最北端から北側の眺め。
左に小値賀島、右は無人島の野崎島、そして中央奥には宇久島まで見えます。生の宇久島をみるのは15年ぶりくらいです。野崎島は本当にすぐそこという感じでした。 |
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津和崎灯台までのルートです。 |
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中通島にはたくさんの教会があるのですが、今回見物を予定しているのは石(レンガ)造りの3つのみ。
という予定でしたが、道沿いにあったということで仲知教会というところにちらっと立ち寄りました。昭和53年に建った比較的新しい教会です。 |
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続いては上五島の景勝地のひとつである赤ダキ断崖へ。かつての噴出口だったところらしいですが、見た目的には微妙どころか普通の崖です。
それでも地形学上貴重な箇所らしく、県の文化財・県観光百選に指定されているんだそうです。でも、他にはだぁれもいませんでした。 |
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近くには海の家チックな建物や施設が並んでいます。しかし、そこから見えるのは砂浜ではなく岩場の海。
気軽に水遊びが楽しめるようになのか、直径20〜30mくらいの部分がぐるっとコンクリートで囲まれていました。ここで遊びなさいってことなんでしょうが、マリンレジャーに最適なこの日でも人は全くなし。 |
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すぐ近くには「ふれ愛らんど」というレジャー施設があります。立派なんですが、家族連れがひと組のみ。
このあたりに「曽根崎台場跡」という史跡があるらしいのですが・・・。 |
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案内板の1枚もありませんが、見た目が目立つので辿り着けました。誰も寄りつかないらしく、遊歩道には結構クモの巣が張っていました。
ここにはコンクリート製の大砲があるだけです。案内板があったと思われる支柱だけが残っていました。
帰ってから調べてみると、かつて江戸幕府から海の守りを命じられた五島藩が台場を設置した場所らしいです。 |
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典型的ながっかり名所でしたが、ここからの眺めは非常に素晴らしいのでチャラです。 |
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レンガ造りの青砂ヶ浦教会を見て、 |
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大曽教会を見たら、南端の奈良尾へ向かいます。 |
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北端へは県道でしたが、南へは国道384号です。崖状ではない海岸線を快適に走ることができます。 |
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