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約14kmの村道と国道を走り、市房ダムへと戻ってきました。
市房ダムにも吊り橋があるので、一応寄っておきます。 |
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このあたりで食事ができる所なんてあるんだろうか、と思っていましたが、この水の上の市場の他に親水公園のところと湯山にもそれぞれ食堂がありました。
温泉旅館での豪華な夕食に備えて軽めの昼食(山菜そば)にします。 |
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市房ダムに噴水があるのは知っていましたが、ここの食堂の脇にあるこの機械で動かすというのは初めて知りました。500円という設定は微妙な感じがしますけどねぇ。
ちなみに、この水の上の市場の食堂ですが、13:30くらいに入店し食事を終えて14時くらいに出たのですが、その時点で「本日の営業は終了」の札が出されていました。危ないタイミングでした。
次は多良木町のまんまるな悠久石へ。 |
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悠久石へのアクセスもなかなかの険道で、しかも20km以上あるとのことですが、村道に比べれば何てことないでしょう。実際こんな快適な2車線ですし。 |
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なんて思ってたら、あっという間にこの険道ぶり。しかも意外に通行量が多く、緊張感が高まります。 |
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槻木(つきぎ)峠部分は小さなトンネルになっています。 |
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トンネルを出てもずっと険道ですが、しばらく下って槻木の集落が近づいてくると道が広くなります。 |
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平成19年度から休校中の槻木小学校です。赤い屋根が印象的です。(このリンク先もいつまであることか)
休校になって4年の割にはきれいですし、グランドはつい先日まで使われていたようなラインが引いてあります。町内の運動会で使われているんでしょう。 |
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槻木の集落に入ってからはずっと細く厳しい道のりが続きます。 |
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市房ダムから1時間とちょっと。ようやく到着できました。長かった・・・。 |
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槻木大師堂という、弘法大師の座像があるお堂の前庭に悠久石が設置されています。こちらのサイトに詳しく書かれていますが、発見当初は直接地面に置かれていたようです。今は立派な屋根が設置されています。
また、槻木大師堂には大師のコウヤマキ、イチョウとそれぞれ県、町指定の天然記念物もあります。 |
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この悠久石ですが、2006年7月20日からの豪雨で付近にある林道槻木南線の法面が崩壊し、その現場でこんな感じで発見されたんだそうです。(2006年7月24日撮影)
こんな絵本とかおとぎ話とかで出てくるような光景が目の前に現れたら・・・。最初に見た人たちは一体どんな気分だったんでしょう? |
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石の直径は1m40cm。現物は思っていた以上に見事にまん丸です。これが自然にできたというんですから、驚くというか笑っちゃいます。
先ほどのリンク先に書かれていましたが、ここ多良木町は球磨郡に属するわけですが、「球磨」という地名が妙に意味深に感じられてきます。 |
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悠久石の脇にはチビ悠久石となぜかゴルフボールも置いてありました。
ちなみに悠久石の上にはパチンコ玉やスロットのコインがたくさんおいてありました。こんなところまでわざわざひとつの岩を見に来るなんて物好き以外あり得ないと思っていましたが、本気度の高いギャンブラーも結構来ているみたいです。
世ではパワースポットブームなどと言われておりますが、この日ここに来ていたのは私らの他に熊本ナンバーの家族連れのみでした。 |
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吊り橋と悠久石で思いの外時間を要したので、鹿目の滝に行く時間がなくなってしまいました。悔しいので人吉駅近くにある青井阿蘇神社にでも、と行ってみると凄い人で賑わっていて、駐車場も閉鎖されています。まるで知りませんでしたが「おくんち祭」の真っ最中でした。 |
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周囲には有料駐車場やコインパーキングは見当たりません。あきらめて宿に向かおうとしていたら、青井阿蘇神社臨時駐車場と書かれた銀行の駐車場を発見できたので、そこから歩いて行きました。 |
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2008年に国宝指定となった楼門。 |
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同じく国宝の拝殿。重厚な佇まいなんですが・・・ |
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すぐ横でダンスイベントが開催されていて、境内にはビートの効いたダンス・ミュージックがガンガン流れています。 |
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参道は露店で賑わっています。祭りの賑わいもいいですが、次は静かな時に訪れたいものです。 |
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初日のルートです。(人吉IC〜青井阿蘇神社)
鹿目の滝をパスしたものの、予定より1時間近く遅れて(17:40)宿に到着。人吉温泉は初めてでしたが、宿の施設自体も風呂も(湯自体の個性は控えめ)料理も非常によかったです。また泊まりたいと思える宿でした。
初日の走行距離は351kmでした。
鹿目の滝をあきらめきれず、何とか明日のスケジュールに入れ込めないかとあれこれ考えながら、人吉の夜は更けていくのでありました。 |
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