九州山地縦断ツーリング 2日目その3

 2011.9.24

せんだん轟の滝 〜 樅木の吊り橋 の巻
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 滝見台からしばらく進むと、鹿目の滝と同様道ばたに滝へと下りる道の入り口を示す案内板が現れます。こちらはやや道幅があるので、駐車は可能だと思います。
 こちらは完全な「登山道」です。トレッキングシューズで来ているので、へっちゃらです。
 沢まで下りきると金属製の橋で対岸へ渡ります。歩く部分の金網が破れそうで破れないんですが、つい梁のある部分ばかりを歩いてしまいました。
 川の向こうに休憩所があるらしいのですが、そこまでしてまで休憩は要りません。
 ふたつめの橋から滝が見えてきます。
 滝壺まで行くことができますが、仰角がありすぎて写真的には少し離れた方がそれなりに写せます。落差60mは相当な迫力です。

 ちなみに険道の入り口から8分くらいで到着できました。


 せんだん轟の滝の入り口には駐車場や売店があるという情報を予習していたので、もっと先に別の入り口があるはずです。もう二度と来ることはないかもしれないので、行ってみましょう。
 ちょっと進むと小さな吊り橋がありました。滝からは離れていますが、ちょっとした公園みたいになっているのかもしれません。
 先ほど滝へ下りたところから2〜3kmくらいで広々立派な駐車場へ到着。これだけの広さが必要な時もあるんでしょうか。
 駐車場の向かい側には土産物店兼食堂兼民宿が一軒のみ営業中でした。
 滝の入り口はこちら。遊歩道としてあるていは整備されているようです。10分と書かれているので、先ほどの入り口からとさほど変わらないでしょう。
 熊本ナンバーのNinja250R氏が来ていました。八代側から来られたんだそうですが、相当な険道ぶりだったようです。

 滝まで行きかけたそうですが、途中で断念して食堂で休憩されていました。
 ここを逃すと食事をできるような場所は間違いなくないでしょうから(平家の里へは行く予定なし)、平家そばというのを頂きました。具は山菜天、しいたけ、ちくわ、みょうがです。新鮮なおいしさでした。それにしても、3連休中日のお昼時にお客さんはバイク乗り二人のみ。やっていけているのが不思議なくらいです。一応民宿なので「泊めて下さい」って言ったら泊めてくれるんでしょうか?。

 険道走行も十分気が済んだので、次の樅木(もみぎ)の吊り橋はどうしようかな、と悩んでいたんですが、Ninja250R氏が「向こう側はずいぶん走りやすいよ」と教えてくれたので行く気になりました。
 食堂を出て、走ってきた険道25号をR445まで戻り、さらに北上します。ここまで来るとR445が酷道ということを忘れてしまいます。寄り道せずにR445をひたすら走れば五木〜美里町間は以前ほど時間がかからずに済むでしょう(ハプニング時を除く)。
 再びR445を離れて険道159号へ。「ずいぶん走りやすく」はありませんでした。
 またもや宿屋が出現です。地図にも載っている「高尾酒店高尾荘」です。
 利用客は釣り客?登山者?オフ車乗り?それとも工事関係者なんでしょうか。
 途中分岐があり、右へ行けば1kmで吊り橋、左へ行けば4kmで吊り橋とありました。迷わず右へ行き、たどりついたトイレ付きの広々した駐車場です。

 近いというメリットの裏にはそれなりのデメリットがあるのは当然と言えば当然でありまして・・・。
 吊り橋への入り口です。徒歩5分と書かれています。
 遊歩道としてきっちり整備されています。
 ある程度進んだところに展望所があったので、寄り道してみましたら・・・

 遙か下に吊り橋が見えるではありませんか。それと向こう側に駐車場も(4kmの方)。Ninja250R氏が言っていたのは向こう側の駐車場のことだったのか。20年前に来たときにはこんなに歩いた記憶はないので、あっち側に行ったんでしょう。

 一旦バイクに引き返して向こうの駐車場まで行くか、このまま歩くかしばし悩む・・・。
 向こう側の駐車場まで3kmくらいはありそうなので、そのまま進むことにしました。
 まずは上段の吊り橋です。

 巨大な吊り橋もいいですが、こういう素朴な規模の方が雰囲気があっていいと思います。
 九重の夢大吊り橋にまだ行っていない私であります。
 上段から下段の吊り橋を望む。
 結構踏み板部分が痛んでいます。丸太部分がしっかりしているので大丈夫ですが。
 対岸側から下段の吊り橋へ。
 今度は下から上を見上げます。

 この後、上の駐車場に戻るわけですが、ひとつ上の橋のたもとまで戻っただけでも「ぜいぜいはあはあ」状態でした。午前中の滝ふたつの疲労蓄積があるとは言え、ここでの帰り道は相当応えました。このレポートを読まれた上でここに行こうと思う人は迷わず対岸側の駐車場を目指すことを強くお勧めします。

 さて、ここまであちこち立ち寄りつつも、予定より1時間近く早いペースで来られています。うまくいけば18時前に家に辿り着いて、14日目の結びの一番が見られるかも、などと脳天気に山奥の酷道を走ったのでありました。
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