九州山地縦断ツーリング 2日目その1

 2011.9.24

鹿目の滝 〜 松谷棚田 〜 石水寺 の巻
1日目 2日目     ツーリングindex 禄太郎庵top
 明け方3時に目が覚めました。頭がガンガンします。ビール500mlしか飲んでないのに二日酔い的頭痛です。胸がむかむかとかはまるでなく、頭痛のみです。昨日昼間水分補給を余りしなかったのがよくなかったような気がして、それから水をぐびぐびと飲みました。頭痛は2時間続きましたが、5時からはもう一眠りすることができました。一時は計画変更まで考えましたが、何とか朝には間に合いました。アルコールの飲み過ぎにも注意ですが、水分の補給不足にも気をつけなければいけません。

 それと、盆地である人吉の冷え込みは凄いです。風呂上がりしばらくは窓開けていて気持ちいいくらいでしたが、(その後窓を閉めて)明け方は寒くてちょこっと暖房をつけました。

 2日目も山深いルートを辿るのですが、昨日と違って歩きを伴う立ち寄りポイントが多いので、栄養ドリンクをグイッとやって、予定より1時間近く早く出発しました。
 いかにも盆地の朝という雰囲気です。

 しばらく球磨川沿いを走って、その後山手に入っていきます。
 県道ではありませんが、なかなか走りやすい道でした。
 鹿目(かなめ)の滝へ到着。

 観光スポットとしてそこそこ紹介もされているし、道沿いにも案内があったので「それなり」と思っていたんですが、道ばたに案内があるのみ。駐車場さえありません。このすぐ手前にやや広い部分がありますが、「離合部分なので駐車しないで」と書かれています。車で来たのなら、ちょっと下の停められる場所に停めて歩かなければなりません。それよりも、滝より先は写真の通り急に狭路になるため、車でUターンは不可能のように思われます。バイクでも結構傾斜があるため、サイドスタンドのみのバイクだと停めておくのは厳しいと思われます。
 駐車場はなくても遊歩道はきっちり整備されています。道から下ったところにはトイレもありました。

 朝1発目からいいウォーミングアップになりそうです。
 224段の階段と坂道部分を下ると滝の下にたどり着けます。当然戻りは大変です。

 ここでも例によって不十分な予習のため、雌滝と平滝(写真は雄滝)の存在に気付かずに帰ってきてしまいました。特に雌滝を見に行かなかったのは大失敗。1回目が下見になってしまうというパターンがよくある気がする・・・。ま、昨日の白滝の吊り橋と合わせ技にすればいいさ。

 (で、2週間後に再訪するのでありました)
 川沿いの県道15号に戻り、下流側へ。

 県道15号は一旦消滅するため、反対岸のR219へ渡り、県道が復活したら再び左岸側へ。
 響さんのレポで見ていいなぁと思った県道15号はなかなか風情があります。
 途中、県道325号で山側へ入っていきます。
 こんな道を通って・・・
 松谷の棚田へ到着。

 展望所という感じの場所があって、道幅も広くて駐車もできます。
 正に刈り取り作業の真っ最中です。
 風情のある佇まいながら、耕作放棄地がかなり目に付きました。

 球磨川沿いのルートもとってもいいのですが、本来の目的である酷道・険道へと向かわねばなりません。ここから人吉へと引き返します。
 松谷棚田へ向かう県道15号上にある踏切のすぐ横に、有名な撮り鉄ポイントと思われる鉄橋がありました。確か上から眺められるポイントもあるんじゃなかったっけ?そこからSL人吉号を撮った映像を見た気がします。
 R219へと渡る橋の上から。実に絵になる風景です。ここをSLが走ったらそれだけで名作が撮れそうです。
 でも、今回はSL人吉号のことはまるで頭にありませんでした。
 五木の山奥へ向かう前にもう一箇所だけ寄り道を。国道からちょいと入ったところにある石水寺です。

 古めかしい石橋があり、その先に小さな楼門と石段。それを上ると・・・
 石をくりぬいた山門があります。
 こちらは本堂。観光客をまるで意識していないオーラを感じました。思っていたよりこぢんまりとした姿の美しいお寺でした。
 人吉で給油後(燃費34.2km/L)、R445を北上します。
 道の駅五木の手前で県道25号へ寄り道します。

 川辺川ダムの建設は凍結しているようですが、道路や橋は着々とできているようです。
 県道25号はいつ走っても快適です。
 峠が近づくと、次の目的地です。
2日目 その2へ
1日目 2日目     ツーリングindex 禄太郎庵top
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送