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飯干峠から先もずっと酷道は続きます。
椎葉へ至るルートでもそうでしたが、今回は大雨の後だからか斜面から水が噴き出していて路面を流れているというケースが二日間を通じてとっても多くありました。
水だけならいいんですが、砂利とか小枝とかが混入しているケースもあって、スリル満点です。 |
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前回は時間と気力が尽きかけていたので、R388で直接人吉へと向かいましたが、今回は満を持して西米良まで向かいます。 |
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しばらくはR265とR388の共通区間です。 |
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表示はR265のみですが、ここもまだ共通区間です。
R388との共通区間は狭くても舗装がきれいだし、二車線路もあるしで、大変快適でした。 |
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橋を渡って左がR388で右がR265です。 |
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R388と離れた途端に酷道へと戻りました。
今回のツーリングで気付いた、SマチックのDモード(通常)の必要性。こういう酷道系の道でAモードを使うと思った以上にぐいっと来てしまい、バランスを崩すほどではないにしろ「おっと」と思うことがあるんですが、Dモードにしておけば程よくゆるりゆるりと進めるのがいいんです。今回のツーリングではDモードをかなり使いました。 |
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道のすぐ脇にかなり立派な滝がありました。
横にある石碑によれば「野地の大滝」という名前のようです。 |
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川幅が次第に広くなってきます。 |
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先に見える発電所だか変電所だかの施設を過ぎると国道へと戻り、二車線になりました。 |
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あとは快走路で一気に西米良へ。
そういえば上椎葉ダムで原付二種2台と出会ってから西米良までほとんどバイクとすれ違ってない気がします。飯干峠手前でツアラーっぽいバイクとすれ違っただけかもしれません。 |
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西米良の中心部は地図でイメージしていたよりもずっと賑やかな「町」でした。
R388の未踏部分も気になりつつ、R219で西都まで走るというのもいいかも。それこそ10年先とかそんなレベルの話かもしれませんが。 |
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オリジナルの愛嬌のあるマンホールが目立っていました。 |
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ツーリングマップルにも書かれていた通り、西米良からのR219は走り放題の快走路でした。あと、「沿道には何もない」というのも書かれていた通りでした。
本当はR219の途中から小林方面へR265が出ているので、それを走りきったら真の意味での九州山地縦断なんでしょうが、さすがにこれだけ走ったら腹一杯です。いつか機会があれば小林までのルートも走ってみたいとは思います。
(2年後に行ってきました) |
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R219を湯前まで走り、R388で市房ダム方面へと戻ります。ダム堰手前から県道142で山の中へ。 |
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しばらく走ると前方に吊り橋がふたつ見えてきます。 |
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向かって左側の方は下に滝が見えます。期待が高まります。 |
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ところが・・・。
本日のメイン目的地が吹っ飛びました。
こういう案内ってもっと下の方でしておかないかい?。いや、なかったからこそここまで来たわけで、遠目にでも見ることができたとも言えるわけか。
帰ってから調べてみると、市房ダムの先から入り込めば行けたということがわかりました。こういう小さい部分の通行止めまではなかなか事前にリサーチできません。酷道部分だけの情報収集で精一杯でした。
ポインタON!で幻の風景が現れます。 |
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楽しみにしていたメイン物件に行けずに、市房ダム湖畔でしばし呆然としておりました。
でも、あの吊り橋だけは絶対に行きたい!。そう遠くない将来に必ず!。(まさか2週間後とは思いませんでしたが)
気を取り直して、宿の空きを確認して予約を入れます。 |
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10年前に来たときはダム堰堤下にこんなループ橋はなかったような気がします。 |
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フルーティーロードとかいう広域農道を通って人吉へ。 |
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世知原と同じような巨大急須がありました。これも前来たときはありませんでした。 |
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17:30に宿着。10年前に来たときは近くの別の宿でしたが、8年前はここに泊まりました。古いですが、玄関前にバイクを置けるし、隣はコンビニだし、なかなか便利で気に入ってます。さすがにもう来ることはないような気がします。
飲み過ぎを防ぐため去年からやっている流儀通り、まずノン・アルコールビールをグイッとやって、夕食後の風呂上がりに本物を頂きました。
出発前夜までとても行けるような状態ではなかったのに、初日の日程はほぼ予定通りでした。バイクで走るというのはある意味身体にいいのかもしれません。 |
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大久保のヒノキから人吉までのルートです。
1日目の走行距離は376kmでした。 |
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