四国ツーリング 2日目 その3

2007.5.2

いよいよ室戸岬へ
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 室戸岬到着目標は遅くとも1600と考えていましたが、1530くらいでいけそうです。
 昼前後に室戸岬を訪れていたと思われるライダーが次々と徳島方面へ走って行くため、ピースサインの連続です。

 室戸岬まで約80kmの地点にある道の駅日和佐で小休止することにしました。ここでは松本、横浜、沼津ナンバーのバイクも休憩中でした。
 ここは「道の駅」ではありますが、れっきとしたJRの駅でもありました。ちょうど気動車が入ってきたので、写真を撮ることができました。
 徳島から日和佐までのルートです。

 国道には室戸岬への距離表示がたくさん出ているので、カウントダウンのような感じで励みにはなります。ただ、やはり140kmは長いです。
 R55はおおむね快適なルートですが、特にラスト40kmほどは写真のようないわゆる「走り放題」状態です。時々せき止められますが、こんな感じの道なので、追い越しも楽々です。

 写真では分かりづらいですが、室戸岬が見えてきています。こんな辺鄙な場所でも、お遍路さんの姿を目にするのには驚きました。四国ではどこに行っても見られるのかもしれません。
 岬まであと10kmちょい、という所で「夫婦岩」というところがあったので立ち寄ってみました。目標の1530はクリアできそうなので、気持ちにゆとりもできてましたし。

 適当に写真を撮って、さっさと岬を目指します。
 弘法大師の像が見えてきたら、岬は目と鼻の先です。
 岬への到着は1525。徳島I.C.を下りて、2時間50分で来られました。時間にゆとりがあるので、じっくり見て回れます。

 バイクで四国は(日程的に)難しいと思っていましたが、まさか室戸岬まで本当に来られるなんて・・・。感動もひとしおです。

 ただ、不思議なことに途中あれだけたくさんのライダーに出会ったというのに、この周辺には私以外ただの一人もライダーはいませんでした。ライダー以外の一般観光客も10名前後程度しかいませんでした。土産物店とかそういうのもほとんどないような場所というのもうなずけます。
 まずは国道から海側を探索します。
 室戸岬ははっきりとした先端部があるわけではなく、岩場が広がっているんです。灯台は後方の山の上にあるので、地図でみるほど「岬」という感じはしません。
 これがエボシ岩で、
 これがビシャゴ岩。
 そして、ここが「弘法大師行水の池」だそうです。行水って、ここどう考えても海水でしょ?。一種の海水浴ってことですね。
 ここから先の海は何千qもの間、陸地がない大海原です。そういう先入観があるからかもしれませんが、日本海とはやっぱり違う雰囲気に感じます。
 国道の山側には、弘法大師御修行の地「御厨人窟(みくろど)」というところがあります。
 ご覧のようにだぁ〜れもいません。
 まずは左側の洞窟から潜入します。
 奥行きは10mもないくらいです。意外なほど入口から光が入っていて、そんなに暗さは感じませんでした。弘法大師はここで修行をして、さきほどの池で入浴する生活をしていたのでしょうか?。食料の調達など、どうしていたんでしょう?。人ごとながら心配になります。

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